5. 『鍼法弁惑』にみる藤井秀孟の嘆き
8月は時間をつくって複数の治療院に治療体験や見学に出かけました。実際に治療院に行き、体験することでしか学べないことは本当に沢山ありますし、何より受けてみることで鍼治療の心地よさが身に沁みます。また、同世代で活躍されている先生方とお会いしてお話することは、日々の学習や鍛錬の励みになります。
私の勤務する学校では2年生で好きな治療院で治療を受け、そのレポートを発表するという授業があるのですが、この授業によって学習意欲が飛躍的に向上する学生がいます。鍼治療を受ける機会の少ない方は、時には治療を受けに行かれるのも良いのではないでしょうか。
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