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【経絡治療からみた傷寒論①】弁脉法第一

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Q.鍼灸師も『傷寒論』を読まなければ、とよくいわれます。 なぜ?どうして湯液の書物を読まなければいけないの? 『傷寒論』にも鍼灸の記述があるから? A.いえいえ、そんな理由ではあ…
『週刊にしずかラボ』連載中の『経絡治療からみた傷寒論』の中から 『弁脉法第一』をまとめました。
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2017年7月の記事一覧

弁脉法第一 19

問曰.病有戦而汗出.因得解者.何也. 答曰.脈浮而緊.按之反芤.此為本虚.故当戦而汗出也. 其人本虚.是以発戦.以脈浮.故当汗出而解也. 若脈浮而数.按之不芤.此人本不虚. 若欲自解.但汗出耳.不発戦也. 〈ポイント〉・脈と治るときの随伴症状の関係

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弁脉法第一 20

問曰.病有不戦而汗出解者.何也. 答曰.脈大而浮数.故知不戦汗出而解也.  〈ポイント〉・陽実証の治り方

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弁脉法第一 21

問曰.病有不戦不汗出而解者.何也. 答曰.其脈自微.此以曽発汗.若吐.若下.若亡血.以内無津液.此陰陽自和.必自癒. 故不戦不汗出而解也. 〈ポイント〉・陽虚証の治り方

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弁脉法第一 22

問曰.傷寒三日.脈浮数.而微.病人身涼和者.何也. 答曰.此為欲解也. 解以夜半.脈浮而解者.濈然汗出也. 脈数.而解者.必能食也. 脈微而解者.必大汗出也. 〈ポイント〉・病の回復と脈

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