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【経絡治療からみた傷寒論④】弁太陽病脈証併治法上第五

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『週刊にしずかラボ』連載中の『経絡治療からみた傷寒論』から 『弁太陽病脈証併治法上第五』をまとめました。(*「第四」は無し) ・本編に入るにあたって ・これからの勉強の進め方 …
『傷寒論』は急性熱病の治療書で、病の変遷が書かれています。 その理論の中核をなすのは、「三陽三陰」…
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#東洋医学

本編に入るにあたって

 湯液の書物である『傷寒論』を、鍼灸師も読むべきだとよくいわれています。それは急性熱病である傷寒に対して、『傷寒論』が実戦的な対応をしているからです。誤った診断治療をすれば亡くなる可能性がある急性熱病を、システマティックに分類して、病気の場所をつきとめ、的確な治療を選択できるようになっています。  日本の漢方界には、古くから「漢方と鍼灸は別物」という考え方があり、古典書物も『素問』『霊枢』『難経』は鍼灸師、『傷寒論』『金匱要略』は湯液家が読むものとされてきました。  私の師匠

これからの勉強の進め方

 先日お伝えしたように、各論からは『傷寒雑病論類編』を底本としてやっていきます。参考資料として、 ①内藤希哲1(医経解惑論,傷寒雑病論類編1-解説・寺師睦宗-/名著出版) ②意釈傷寒論類編(小曽戸丈夫/築地書館) ③方術説話(荒木性次著/方術信和会刊行) ④傷寒雑病論(小曽戸丈夫編/谷口書店) ⑤傷寒論ハンドブック(池田政一/医道の日本社) ⑥傷寒雑病論類編 13巻〔内藤希哲(師道、泉庵)編註・小島瑞(盛菴)纂註〕(京都大学附属図書館所蔵) を用います。  『