【陰陽論】4. おわりに
おわりに 『陰陽論』は万物の仕組みを説いた尊い理論です。この『陰陽論』を用いて病を診断治療し身体の停滞を循環させていきます。さらに心身一如とする東洋医学では心が体に及ぼす影響というものを常に意識しています。心の虚実が気血の停滞を生じ、その停滞が病を生じるからです。ですから、『陰陽論』を応用して物事の考え方、心のさばき方を説き、日々を生き生きと前向きに生きるために患者さんを言葉で導いていくわけです。
ここで解説したものは、陰陽の基礎的な理論ですが、これをもとに深く『陰陽論』