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【「景岳全書」婦人科を読む】part.2

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【2.婦人規上】 <2-2.經脉類> ・經脉之本三 ・經脉諸臓病因四 ・經不調五 ・血熱経早六 ・血熱経遅七 ・血寒経遅八 ・血虚経乱九 ・腎虚経乱十 ・経期腹痛十一 ・崩淋経漏…
この度、古典書物「景岳全書」を少しずつ読み進めることとなり、書き下し文と口語訳、コラムを『「景岳全…
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2019年7月の記事一覧

【「景岳全書」婦人科を読む】2.婦人規上 2-2.經脉類 崩淋経漏不止十二(10)

【本文⑩】若謂心以棗仁, 遠志, 肺以桔梗, 麥冬, 脾以白朮, 甘草, 肝以青皮, 芍薬, 腎以独活, 玄参之類, 是不過膚毛之見, 又安知性命之道也。 諸証皆然, 不止崩淋者若此。

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【「景岳全書」婦人科を読む】2.婦人規上 2-2.經脉類 崩淋経漏不止十二(11)

【本文⑪】婦人於四旬外, 経期將断之年, 多有漸見阻隔, 経期不至者, 当此之際, 最宜防察。 若果気血和平, 素無他疾, 此固漸止而然, 無足慮也。 若素多憂鬱不調之患, 而見此過期阻隔, 便有崩決之兆。 若隔之浅者, 其崩尚輕, 隔之久者, 其崩必甚, 此因隔而崩者也。 当預服四物, 八珍之類以調之, 否則恐其鬱久而決, 則為患滋大也。 若其既崩之後, 則当弁其有火無火。 有火者, 因火逼血, 宜保陰煎主之。 無火者, 因隔而決, 或其有滞, 当去其故而養其新, 宜調経飲

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【「景岳全書」婦人科を読む】2.婦人規上 2-2.經脉類 崩淋経漏不止十二(12)

【本文⑫】王叔和曰: 五崩何等? 曰: 白帶者, 形如涕; 赤崩者, 形如絳津; 黄崩者, 形如爛瓜; 青崩者, 形如藍色; 黒崩者, 形如衃血也。 立齋曰: 前証治法因脾胃虧損不能攝血帰源者, 用六君加芎, 帰, 柴胡。 若因肝経之火而血下行, 用奇効四物湯, 或四物加柴, 梔, 苓, 朮。 若肝経風熱而血妄行, 用加味逍遙散, 或小柴胡加梔, 芍, 丹皮。 若怒動肝火而血沸騰, 亦用前薬。 若脾経鬱結而血不帰経, 用帰脾加柴, 梔, 丹皮。 若悲傷胞絡而血下崩, 用四君加

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【「景岳全書」婦人科を読む】2.婦人規上 2-2.經脉類 殺血心痛十三(1)

【本文①】陳臨川[良方]云:婦人血崩而心痛甚,名曰殺血心痛,由心脾血虚也,若小産去血過多,而心痛甚者亦然,用烏賊魚骨炒為末,醋湯調下。失笑散亦効。

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【「景岳全書」婦人科を読む】2.婦人規上 2-2.經脉類 殺血心痛十三(2)

【本文②】立齋曰:前証若陰血耗散,用烏賊丸收斂之;若瘀血不散,用失笑散行散之;若心血虚弱,用芎帰湯補養之;若鬱結傷血,用帰脾湯調補之。

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