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【本文⑤】[脈訣]云: 欲産之婦脈離経, 沈細而滑也同名, 夜半覺痛応分誕, 来日日午定知生。 [質疑]謂離経之脈, 即歇至者是也。 在須臾卻非病。 啟蒙曰: 欲産之婦脈離経, 離経之脈認分明, 其来小大不調勻, 或如雀啄屋漏応, 腰疼腹痛眼生花, 産在須臾卻非病。
【本文①】*「京都大学貴重資料デジタルアーカイブ」https://rmda.kulib.kyoto-u.ac.jp/ 『難経本義 2巻』(京都大学附属図書館所蔵)Image61
希哲解説②<京都大学貴重資料デジタルアーカイブ>https://rmda.kulib.kyoto-u.ac.jp/ 『傷寒雑病論類編 13巻』(京都大学附属図書館所蔵)Image55
【本文④】凡弁男女之法, 自古及今, 無不以陰陽二字為綱領, 然言多矛盾, 悉属疑似, 茲余以坎離之象定之, 庶得其要。 蓋坎為天一之卦, 坎中満, 陽在内也; 離為地二之卦, 離中虚, 陰在内也。 得坎象者為男, 得離象者為女。 所以男脈多沈実, 沈実者, 中満之象; 女脈多浮虚, 浮虚者中虚之象。 無論人之老少強弱, 脈之部位大小, 但因象察象, 無不如響之応, 然尤於両尺為最也, 足稱捷法。
【本文⑧】*「京都大学貴重資料デジタルアーカイブ」https://rmda.kulib.kyoto-u.ac.jp/ 『難経本義 2巻』(京都大学附属図書館所蔵)Image61
希哲解説①<京都大学貴重資料デジタルアーカイブ>https://rmda.kulib.kyoto-u.ac.jp/ 『傷寒雑病論類編 13巻』(京都大学附属図書館所蔵)Image54
【本文③】又胎孕之脈数, 労損之脈亦数, 大有相似。 然損脈之数, 多兼弦渋, 胎孕之数, 必兼和滑, 此当於幾微中, 弁其邪気胃気之異, 而再審以証, 自有顯然可見者。
【本文④】*「京都大学貴重資料デジタルアーカイブ」https://rmda.kulib.kyoto-u.ac.jp/ 『難経本義 2巻』(京都大学附属図書館所蔵)Image60
先日お伝えしたように、各論からは『傷寒雑病論類編』を底本としてやっていきます。参考資料として、 ①内藤希哲1(医経解惑論,傷寒雑病論類編1-解説・寺師睦宗-/名著出版) ②意釈傷寒論類編(小曽戸丈夫/築地書館) ③方術説話(荒木性次著/方術信和会刊行) ④傷寒雑病論(小曽戸丈夫編/谷口書店) ⑤傷寒論ハンドブック(池田政一/医道の日本社) ⑥傷寒雑病論類編 13巻〔内藤希哲(師道、泉庵)編註・小島瑞(盛菴)纂註〕(京都大学附属図書館所蔵) を用います。 『
【本文②】凡婦人懷孕者, 其血留気聚, 胞宮内実, 故脈必滑数倍常, 此当然也。 然有中年受胎, 及血気羸弱之婦, 則脈見細小不数者亦有之, 但於微弱之中, 亦必有隱隱滑動象, 此正陰搏陽別之謂, 是即妊娠之脈, 有可弁也。
【本文③】*「京都大学貴重資料デジタルアーカイブ」https://rmda.kulib.kyoto-u.ac.jp/ 『難経本義 2巻』(京都大学附属図書館所蔵)Image59-60
【本文①】平人気象論曰: 婦人手少陰脈動甚者, 任子也。 陰陽別論曰: 陰搏陽別, 謂之有子。 腹中論曰: 何以知懷子之且生也? 曰: 身有病而無邪脈也。 [脈経]曰: 尺中之脈, 按之不絶, 法妊娠也。 滑伯仁曰: 参部脈浮沈正等, 無他病而不月者, 妊也。
【本義図】