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寸口脈微．尺脈緊．其人虚損多汗．知陰常在．絶不見陽也． 〈ポイント〉・陽気の内への偏在と、その脈象と病症
【本文③】凡人有衰弱多病, 不耐寒暑, 不勝労役, 雖先天稟弱者常有之, 然有以気血方長, 而従情虧損, 或精血未満, 而早為斲喪, 致傷生化之源, 則終身受害。 此未病之先, 所当深察而調之者也。 若欲調其既病, 則惟虚実陰陽四者為要。
【本文②】＊「京都大学貴重資料デジタルアーカイブ」https://rmda.kulib.kyoto-u.ac.jp/ 『難経本義 2巻』（京都大学附属図書館所蔵）Image39
【本文②】又何不調之有? 苟不知慎, 則七情之傷為甚, 而労倦次之。 又或為慾不謹, 強弱相陵, 以致衝任不守者, 亦復不少。 此外則外感内傷, 或医薬誤謬, 但傷營気, 無不有以致之。
【闕誤総類】＊「京都大学貴重資料デジタルアーカイブ」https://rmda.kulib.kyoto-u.ac.jp/ 『難経本義 2巻』（京都大学附属図書館所蔵）Image11/39
【本文①】経血為水穀之精気, 和調於五臓, 灑陳於六腑, 乃能入於脈也。 凡其源源而来, 生化於脾, 総統於心, 蔵受於肝, 宣布於肺, 施泄於腎, 以灌溉一身, 在男子則化而為精, 婦人則上為乳汁, 下帰血海而為経脈。 但使精気無損, 情志調和, 飲食得宜, 則陽生陰長, 而百脈充実。
【本文①】＊「京都大学貴重資料デジタルアーカイブ」https://rmda.kulib.kyoto-u.ac.jp/ 『難経本義 2巻』（京都大学附属図書館所蔵）Image38-39
新年明けましておめでとうございます。本年もよろしくお願い申し上げます。 昨年は伝統鍼灸学会の実行委員を仰せつかり、そのため連載を継続することが出来ませんでした。お陰様で学会は盛況のうちに終えることができました。ご参加下さった先生方ありがとうございました。 その伝統鍼灸学会では、『針聞書』編纂450周年がひとつのテーマであったこともあり、この書と関連の深い打鍼の実技供覧が行われました。多くの先生方がお越し下さり、この分野に対する関心の高さを感じました。
少陰脈不至．腎気微．少精血．奔気促迫．上入胸膈．宗気反聚．血結心下．陽気退下．熱帰陰股．与陰相動．令身不仁．此為尸厥．当刺期門巨闕． 〈ポイント〉・腎の衰えと尸厥
【本文⑤】蓋其病之肇端、則或由思慮、或由鬱怒、或以積労、或以六淫、飲食、多起於心肺肝脾四臓。及其甚也、則四臓相移、必帰脾腎。 蓋陽分日虧、則飲食日減、而脾気胃気竭矣。陰分日虧、則精血日涸、而衝任腎気竭矣。 故予曰:陽邪之至、害必帰陰。五臓之傷、窮必及腎。此源流之必然、即治療之要著。 故凡治経脈之病、或其未甚、則宜解初病。 而先其所因;若其已劇、則必計所帰、而專当顧本。甚至脾腎大傷、泉源日涸。由色淡而短少、由短少而断絶、此其枯竭已甚也。 昧者無知、猶云積血、而通之破之、禍不旋踵
【本文①】＊「京都大学貴重資料デジタルアーカイブ」https://rmda.kulib.kyoto-u.ac.jp/ 『難経本義 2巻』（京都大学附属図書館所蔵）Image37-38
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