シェア
仮令下利.寸口関上尺中.悉不見脈.然尺中時一小見.脈再挙頭者.腎気也. 若見損脈来至.為難治. 〈ポイント〉・脈が感じないということ ・尺中と腎
【本文⑰】*「京都大学貴重資料デジタルアーカイブ」https://rmda.kulib.kyoto-u.ac.jp/ 『難経本義 2巻』(京都大学附属図書館所蔵)Image18-19
問曰.経説脈有三菽六菽重者.何謂也. 師曰.脈人以指按之.如三菽之重者.肺気也.如六菽之重者.心気也.如九菽之重者.脾気也.如十二菽之重者.肝気也.按之至骨者.腎気也. 〈ポイント〉・脈の浮沈に臓腑を配当する
【本文⑭】*「京都大学貴重資料デジタルアーカイブ」https://rmda.kulib.kyoto-u.ac.jp/ 『難経本義 2巻』(京都大学附属図書館所蔵)Image17-18
4月30日に二松學舍大学で開催された日本内経医学会創立30周年記念シンポジウム「内経学の系譜と漢学教育」と、同日夜に開催された「島田隆司先生顕彰会」に参加してきました。島田隆司先生は私が鍼灸学校に入学する前に鬼籍の人であったためお会いすることは出来ませんでしたが、改めて島田先生の偉大さを知ることができました。貴重な機会をつくって下さった日本内経医学会の先生方、ありがとうございました。
問曰.人愧者.其脈何類. 師曰.脈浮而面色乍白乍赤. 〈ポイント〉・感情も身体の変化であり、その変化は脈にも現れる。
【本文⑨】*「京都大学貴重資料デジタルアーカイブ」https://rmda.kulib.kyoto-u.ac.jp/ 『難経本義 2巻』(京都大学附属図書館所蔵)Image17
i. 魂魄
問曰.人不飲.其脈何類. 師曰.脈自渋.唇口乾燥也. 〈ポイント〉・水分をとらないときの、脈と症状
g. 意識
問曰.人病恐怖者.其脈何状. 師曰.脈形如循糸累累然.其面白脱色也. 〈ポイント〉・精神の乱れも、気血による ・脈が細くなる=血虚
e. 自然の摂理