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先日、日本伝統鍼灸学会金沢大会に参加して参りました。今回は団体間の交流も多くあり新しい取組みが目立つ大会でした。来年は大阪茨木にて『針聞書』編纂450年を記念した大会が企画されております。皆様奮ってご参加下さい。
唇吻反青.四肢漐習者.此為肝絶也. 〈ポイント〉・肝絶の病理と病症
2. 腎経の経穴の使い方 然谷(榮火穴)
陽反独留.形体如煙燻.直視搖頭者.此為心絶也. 〈ポイント〉・心が絶するときの病理と病症
1-10. 腎は冬に旺気する*冬は腎が旺気し閉蔵の季節 *現代人は暖の取りすぎ *冬の養生の失敗が春に花粉症を生じる
又未知何蔵先受其災.若汗出髮潤.喘不休者.此為肺先絶也. 〈ポイント〉・肺絶のときの病理病症
1-4. 骨随を主る*腎の固摂作用が人体の中心に骨を形成する *骨髄は腎の形そのもの *長く疲れずに動くためには骨を使うのがコツ
脈浮而洪.身汗如油.喘而不休.水漿不下.形体不仁.乍静乍乱.此為命絶也. 〈ポイント〉・救えない病い
1. 腎の蔵象1-1. 固摂作用*腎は陰中の陰で、人体の中でもっとも陰の性質が強い *引き締め、固め、冷やす *腎は津液と陰(精)気で固まっている