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夏休みということで、帰省や旅行の移動中に本を読まれる機会が増えるかと思います。そんな時に鍼灸と直接関係ないけれど、どことなく通じるところがあるような本をいくつかご紹介させて頂きます。旅のお供にこんな本はいかがでしょうか?
趺陽脈浮而渋.少陰脈如経也.其病在脾.法当下利. 何以知之. 若脈浮大者.気実血虚也.今趺陽脈浮而渋.故知脾気不足.胃気虚也. 以少陰脈弦.而浮纔見.此為調脈.故称如経也. 若反滑而数者.故知当屎膿也. 〈ポイント〉・衝陽の脈動で脾胃の状態が分かる ・太溪穴の脈動で腎の状態が分かる
3. 経穴の使い方 3-1. 肺経の経穴少商(井木穴)
寸口脈浮為在表.沈為在裏. 数為在府.遅為在臓. 仮令脈遅.此為在臓也. 〈ポイント〉・脈と身体部位の対比
1-9. 宣発粛降作用、水道通調作用*人間に具わる水分排泄機構はみな肺が通調する *粛降作用によって利水が、宣発作用によって発汗が生じる *肺気が粛降するためには、肺臓が潤っている必要がある
問曰.凡病欲知何時得.何時癒. 答曰.仮令夜半得病者.明日日中癒.日中得病者.夜半癒. 何以言之. 日中得病.夜半癒者.以陽得陰則解也. 夜半得病.明日日中癒者.以陰得陽則解也. 〈ポイント〉・陰陽の衰勢と病気の衰勢
1-5. 肺は呼吸を主る*清気を取り入れ、濁気を排出する
立夏得洪大脈.是其本位.其人病身体苦疼重者.須発其汗. 若明日身不疼不重者.不須発汗. 若汗濈濈自出者.明日便解矣. 何以言之. 立夏脈洪大.是其時脈.故使然也. 四時倣此. 〈ポイント〉・時節の脈と病脈
1. 肺の蔵象1-1. 肺の色は白*白とは「透明」の意味がある
Q.勉強会で、経絡治療臨床編のp226-336(改訂前)を勉強していて、手足口病の治療のことがでました。
問曰.脈病欲知癒未癒者.何以別之. 答曰.寸口関上尺中三処.大小浮沈遅数.同等.雖有寒熱不解者.此脈陰陽為和平.雖劇当癒. 〈ポイント〉・脈診で予後を知る