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OODAってなんだろう?
OODA、近年よく目にするようになったのですが、
自分の中ではあまりうまく咀嚼できないまま、時間だけが過ぎていました。
野中郁次郎先生の書籍を読むことで、
自分の中で少し咀嚼できた部分ができてきたので、ここでまとめて見ることとします。
OODAってなんだろう?
OODAループについて、Wikipediaには以下のように記載されている。
自分がよく目にするOODAのイメージは
・PDCA(Plan Do Check Act)の比較として(そしてOODAがいいぞ!)
・組織論として
です。
・・・なるほど、わからん。
ずっとピンときていませんでした。
野中先生の本を読んで感じたOODA
2021年、2冊の本を読みました。
なお、失敗の本質については感想文も書きました。
この2冊で学んだことは
・日本軍は、忖度して、たくさんの人の命を失ってしまった。失ってもなお学習しようとしなかった。(書いてて辛い)
・アメリカ空軍のOODAは、例え命令された任務の最中でも、その瞬間の最適な判断は自分で行う。自分の判断に基づいて行動する。
上記の大きな違いがあることです。
先日のこちらの及川さんのツイートが、まさにOODAだ!と感じました。
誰かの発言がおかしいなと思いつつも、波風を立てるのはなぁと思って指摘しないでいるのは、それを容認したことになると気づいてからは、できるだけ空気を読まずに指摘するようにしている。
— 及川卓也 / Takuya Oikawa (@takoratta) February 4, 2021
空気を読んで壊滅してしまった日本軍のお話と、そうならないための前線の判断と行動。
実際には空気を読んでいて(=OODAの「O」:観察)、空気を読まずに指摘する状況だと判断して(「O」:状況判断・方向づけ)、指摘する決断をして(D:決断)、実際に指摘する(A:行動)。
実際に指摘しないこともあると思います。その場合は、OODAの「OO」で止まる。
自分の中では、完全に一致しました。
FortniteでのOODA
TPSゲームのFortnite。
撃つか撃たれるか。まさにライフルマン同士の戦いを再現したゲームです。
同じようなシチュエーションでも、自分の残り体力を見極めながら
・あと1発撃たれたら死んでしまう
・1発撃たれるかもしれないが、そのタイミングでこちらも撃ち込めば勝てる
こんな判断が四六時中、求められます。
扉が開いている=先に敵が到着した形跡があるから足音に警戒する。中に敵がいたら相手より先に有利な位置へ移動する。不利な戦いを強いられるようであれば一度撤退して体制を立て直す。
・・・OODAですね!
さらにデュオやスクワッドでのプレイでは、
「仲間の骨を拾う」というアメリカ海兵隊の根底となる精神も求められるのである。
・・・少し脱線しました。
Fortniteは「じぇいけい」というアカウントで楽しんでおりますので、
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さいごに
自分の中で、アメリカ空軍から生まれたOODAについては、少し咀嚼できたし、ビジネスの文脈でも求められるフレームワークだとも腹落ちした状態で感じることができました。
これを実践するには、アメリカ海兵隊の3つの価値観のうちの一つ「勇気」が必要であることを痛感します。
「勇気」はスクラムの5つの価値基準にもありましたね。
改めて認識するとちょっぴり怖さを覚えたりもしますが、OODAは自分の中で実践していくべきことだと確信したので、日々向き合っていきたいと思いました。
ご参考:#RSGT2021 野中郁次郎キーノートスピーチ『共感経営』 参考文献まとめ(MRYYさん)
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