五配り✙気働きの活動
おもてなし・サービス業【対人関係構築の基礎】
五配り✙気働きの活動
◆目配り ⇔観察力
(お客様の心身、店舗や施設の隅々迄見る)
◆気配り⇔察知力
(状況を察した言動する)
◆心配り⇔推察力
(心の状態を察した言動する)
◆気遣い⇔洞察力
(来店動機、目的、精神状態を配慮、推察して言動する)
◆心遣い⇔配慮・洞察力
(相手を思いやり相手の立場に立つこと。心・想い・思想・精神)
◆気働き⇔創造力
(温かな口調、心の篭ったマナーで お客様に合わせ積極的にお世話する)
「気遣い」と「心遣い」
気遣いは、相手へあれこれと気(神経)を使うことです。
この「気遣い」はある程度定められたルールが
記載されたマニュアルに沿ったものであり、
サービス業などで対人関係として教わり習う、
最低限の対人関係上のルール(マナー)です。
🌈「気遣い」は、基本的に 相手に必要とされる言行をすること。
→(ルール・マナー)
例を挙げると、温かい「気遣い」と言う表現は適しません。
「お世話になっております」や「お忙しいところ」
という言葉が気遣いを表現します。
💕心遣いは、相手の気持ち(心)を思いやる心(想像・洞察)です。
それは、心、想い、思想、精神を思い遣りとして
相手に表現する心の活動です。
「〇〇〇〇を戴き、お心遣いに感謝いたします」
というように使い方をします。
それは、相手の気持ち(心)や助けになることを思考(想像)し、
対人関係上で積極的に行う思いやる心の活動です。
相手のことを心から思い遣り、相手の立場で思考する
言行が「心遣い」です。
従って堅苦しいルールやマニュアルは存在しません。
その場、その時の状況に合わせ相手の心を
想像・推測した上での言行と言うことです。