浴衣の出番
コロナ前までは、
7月になると浴衣を着てお祭りに行ったり、
ふらりと夕涼みに出かけたりしていたものである。
たった数年。
そう、たった5年ほどで浴衣を着る出番を私は失いつつある。
昼間の日差しにぐっと疲れて、
夕方から出かける体力も、もはやない。
そして、
肌襦袢と浴衣を羽織って、腰ひもで締めた上に、帯で締める、
想像しただけで、暑い!!
夏の夜が3時間ほどもないような北国で、
親友はプレゼントした浴衣を着てくれているようである。
和染めの紺地の浴衣に朱色の博多帯。
彼女は折に触れて大切に来てくれているのに、
私と言ったら、
大切にタンスにしまっている様である。
猛暑にも程がある。