SCENE:6 カメラ購入前に理解しておくべき基礎知識:撮像素子と有効画素数【大ビジュアルコミュニケーション時代を生き抜く方法】 2024/03/04

「有効画素数、多いほどいい」と思っていたが、実際は違う。

この有効画素数、多いほどいい・・・と考えてしまいがちですが、必ずしもそうとはいいきれないことに注意してください。
たとえばiPhone 15の背面カメラは4,800万画素で、相当なレベルの有効画素数を誇っているように思えます。
しかし、同じ4,800万画素のフルサイズ一眼カメラと比べた場合はどうでしょうか。
画素数は同じでも、イメージセンサー上で占める一画素あたりの面積は、フルサイズ一眼カメラのほうがはるかに大きなものになります。
一画素あたりの面積が小さいと獲得できる光の情報量も減り、写真撮影時にノイズが発生しやすくなってしまうのです(なお、スマホはAIを含めた高度な画像処理技術によって高画質化を図っています)。
つまり、センサーサイズを有効画素数で割った数が、本当の「写真の質」を決めています。

単純に、有効画素数を比較するのではなく、「センサーサイズを有効画素数で割った数」を比較することが重要だ。

カメラ購入時、もしくはスマホのカメラ機能に注視する際は、一番に撮像素子=センサーサイズと有効画素数を確認してみてください。
まずは、2,000万画素以上フルサイズ機をお使いになることをオススメします!

α7C IIの有効画素数は以下のとおりだ。

カメラ有効画素数 静止画時: 最大約3300万画素、動画時: 最大約2760万画素
総画素数 約3410万画素

以上


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