【イベントレポート】東京初開催Project ハタフレ コミュニティイベント〜懇親会編〜
2024年8月26日に東京・新宿にて、東京初となる「Project ハタフレ コミュニティイベント」を開催しました。
イベントでは、ハタフレ認定アドバイザーによるIT活用に関する特別講演が行われ、その後、懇親会を開催しました。
当日は約60名の方が参加し、ハタフレ認定アドバイザーと参加者同士の積極的な交流が行われ、大盛況のうちに閉幕しました。
本レポートでは、第二部の懇親会で行われたハタフレ認定アドバイザー4名による挨拶の様子をお届けします。
岩﨑 仁弥さん (株式会社リーガル・ステーション 代表取締役)
皆さん、こんにちは。リーガル・ステーションの岩﨑です。私は社会保険労務士ですが、社会保険労務士向けのコンサルタントを行っております。DXについては、昨日、一昨日とセミナーを開催していました。「生成AIを使った社労士業務の効率化」を講演の一つの柱にしております。
それから、一般社団法人日本10Xデザイン協会で、中小企業のDX・業務効率化も行っています。この2つの柱でお話させていただいております。本日はどうぞよろしくお願いいたします。
河野 義彦さん(医療法人和会 武蔵台病院 理事長)
皆さん、こんにちは。本日はこのような会を開いていただきまして、どうもありがとうございます。私は埼玉県日高市で医療法人を経営している医師です。当院では、職員全員がビジネスチャットの「Chatwork」を利用しており、全部で310端末で運用しております。
特に「セル看護」といい、セルに分かれて病棟の看護師が「Chatwork」を通じて連絡を取り合っています。私が朝礼で話したことを活字化して職員に送ることなどにも使っています。
本日は、このような会で皆さんとお話して、病院外のコミュニケーションについても理解が深まりました。他業種の方とも協力して事業をスムーズにできたらと思っております。これを機会に皆様、よろしくお願いいたします。
田中 紘太さん(株式会社マロー・サウンズ・カンパニー 代表取締役)
株式会社マロー・サウンズ・カンパニーの田中と申します。ケアマネジャーをしております。先ほどの講演ですべてお話させていただき、繰り返しにはなりますが、20年以上介護業界におり、なかなかDXが進まないと日々感じております。社会保障費には限りがあり、現状では介護難民もたくさん出ています。その上で少しでもDX、生産性の向上を図って、日本の介護を援護していきたいという志でやっておりますので、皆様どうぞよろしくお願いいたします。
田中 大悟さん(株式会社ケアモンスター代表取締役)
もう一人の田中です。質問をさせていだこうと思います。「DXを進めるためには何が必要だと思いますか」わかる方は挙手をお願いします。
(会場から)「思い」です。
思い、素晴らしい。(拍手)。思いも大切ですね。「元気があれば何でもできる」アントニオ猪木ではないのですが、私は元気が一番必要だと思います。細かいテクニックは他にもたくさんあるでしょう。しかし、元気がないと前に進まないと感じています。
私は、もともと医療ソーシャルワーカーでした。皆さん、医療ソーシャルワーカーをご存じですか?今日、こちらにもたくさんの医療ソーシャルワーカーの方にお越しいただいています。私は、医療ソーシャルワーカーが、マーケティングのスキルを備え、イノベーションを意識できる職能集団だとしたら、医療・介護・福祉の業界はもっと面白くなる!そう思っています。
例えば、皆さん、FAXは簡単に使うことができると思います。しかし、生産性の向上を目的としてビジネスチャットを利用すると業務の効率化につながります。このように「できること」だけをし続けるのではなく、生産性の向上や未来のより良い姿に向けて「しなければならないこと」へ、シフトチェンジしていく必要があると思っています。
私が代表を務める「ケアモンスター」という社名には、「破壊と創造」という意味が込められています。今までの医療・介護の業界の当たり前を壊して、「新しい価値」を医療・介護業界で創りたい!という想いとミッションを持って、医療・介護業界のコンサルティングを通じた、新しい仕組み創りにチャレンジしています。
4名のご挨拶のあとには、ハタフレ認定アドバイザーの皆さまの周りに参加者が集まり、自然と輪ができていました。参加者から出る相談や疑問などに次々にお答えいただき、懇親会の終わりまで会場は大盛り上がりとなりました。
ハタフレ認定アドバイザーの4名の皆さん、本当にありがとうございました。