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いつもあなたのそばに山口県(Day14)
山口の魅力を伝えている人はいっぱいいる。その中で何を自分は伝えていきたいんだろうかということを考えた。2年間考えてたどり着いた答えは少し人に話してみたくなる地元の魅力という切り口を考えた。
これから先、新生活を迎える時期になり多くの若い人が地元を離れる。そして新しい土地で人と出会う。その中で地元のことを語る機会が多くなる。
山口県の場合、高校を卒業すると約70%が県外に出てしまう。大学進学では県外からの転入もあるけれど転出のほうが圧倒的に多い。
山口県出身者と言われる多くの人は18歳までの経験が地元を語る全てだったりする。
18歳までにどんな人と触れ合い、どんな場所へ行き、何を経験するのかは本当に大事になってくる。
自分自身も18歳で地元を離れた。田舎の長男ということもありなんとなく将来地元に帰らないといけないのかなあと思いながらもふらふらし続け28歳で山口県にUターンした。決して意志を持ってUターンしたわけではない。
ただ福岡、東京、千葉、栃木、茨城、鹿児島と約10年間転々とする中で山口を意識することが多くなってきた。
それはその土地にいけば言葉が変わる。異質な人となる。
「山口ってどんなとこなの?」
とよく聞かれた。当時は意識しなかったけれどこの答えが相手の印象を決めてしまう。そのことを意識するようになった。
18歳までは行動範囲が狭いこともあり、自分の知りうる形でしか伝えることができない。子供も大きくなると部活などがあり忙しい。小さいときにいろんなところに連れて行ったりすることで地元を体感する経験は大事だなと思ったりする。
そして地元の大人との交流も必要なんじゃないかなと思ったりする。
岩国だったら錦帯橋に咲く桜はとても美しい。郷土の誇りだと思う。それを一緒に体感することで地元を語ることになったりする。
柳井金魚ちょうちん祭りは夏の柳井の風物詩だったりする。そういった非日常を彩るイベントも地元を語る大きな要素だったりする。
そういったなんてことないことだけど地元にあるものを体感する経験を積極的に作ることが大事なのかなと思っている。
地元に再び戻り、コロナウィルスにより大きな行動制限を伴う変化がきた。その結果、地域に熱量が溜まったように感じている。
その中で音声SNSクラブハウスを通じて「山口を盛り上げる作戦会議室」というコミュニティが生まれた。そのコミュニティをカタチにしようと2年前にFacebookグループを作った結果、2,000人を超えるメンバーが集まっている。
「山口を盛り上げる」というキーワードで集まった。イベントを通じて盛り上げる。ビジネスを通じて盛り上げる。「食」を通じて盛り上げる。いろんなカタチで盛り上げることができると思う。
自分は今山口県のちょっと人に話したくなる魅力をTwitterを通じて呟いている。地元語りできるような情報を提供できたらいいなあと思って始めた。
そして「山口県」に興味を持ってもらう人を増やしたい。それってなんでなんだろうと考えてみると生まれ育った場所が好きだからだ。
自分が好きな場所を好きな人に伝えたい。
そして感じてもらい好きになってもらったら最高だ。
noteではTwitterで呟いたメッセージの深掘りできたらなあと思っている。徳力さんの言葉を借りるなら、ネット上においた自分の分身が山口県の魅力を伝えてくれたらなあと思っている。
ゆるくではあるけれど続けていくことでつながるご縁を楽しみにしている。
なーんてね。
まずはいつもお世話になっている拠点でもある岩国で小さく行動を起こしいきますね。