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伝統の200年、新潟県三条市で「三条祭」が3年ぶりに開催されました。

3年ぶりの開催。どれだけ三条市の皆が待ち望んだことか。

昨年は開催予定でありましたが、開催日ぎりぎりの4月30日中止の発表。
多くの準備があったにもかかわらず、無念で仕方なかったと思います。

令和4年、三条まつり若衆会の皆様が1月から準備してきた祭り。
安心と安全をいかにして守り、祭りを開催できるか。

若衆会の皆は全員仕事を持つ社会人にもかかわらず、
夜遅くまで議論と検討がされていました。

三条祭り若衆会 フェイスブックより抜粋

そして、最高に晴れわたるの天気の中、
5月14日と15日遂に開催されたのです。

2022年三条祭り案内チラシ

祭りの流れ

  1. 前日の14日は「八幡宮宵宮」と呼ばれる、祭りの前夜祭
    多くの露店が三条八幡宮に出店し、若者から家族、年配の方までが集まりました。

  2. 2日目は「八幡宮大祭」
    祭りの本丸である大名行列が大通りを歩きます。
    総勢200名近くが歩く行列の沿道には多くの地域の方が見守ってくれました。

  3. 3日目は「八幡宮多々神楽奉納」
    行列で使われた様々な神楽を神社に奉納します。
    そして、来年の祭りまで静かに納まります。


八幡宮宵宮はどんな感じだったか?

三条市の皆さんは、乗用車を主に利用するため道路に人が歩くことは少なく、夜もそれほど出歩いていません。

それが、この日ばっかりは大変な賑わいでした。

夕方16:00位から露店が並び、にぎやかな声が聞こえてきます。
子供も若者もファミリーも、この日を待ちに待っていましたという声がいまにも聞こえそうです。
皆さんに許可を頂き多くの写真を撮影したのでご覧ください。

宵宮を楽しむ市民の皆様

八幡宮裏手から境内に向かいました
境内に入るとすぐに露店が広がっています
中に進むとあっという間に人が溢れています
東京原宿より人がいるのでは!
ポッポ焼きはベビーカステラの長いタイプ。新発田名物です
焼きそばやお好み焼き。様々な店舗が軒を連ねます
左右に並ぶ露店。良い香りが立ち込めます
アヤメがきれいな境内の池
スタッフのテンションも上がりまくります

街の人の歓声や笑い声を聞くと、この地のエネルギーを感じます。
素敵な笑顔の写真を集めてみました。














上手にすくえるかな
10月に生まれます!


少しづつ、夜も更けてきました。益々祭りの活気が増してきます。
もはや行列の最後はいったい何分待てば商品が手に届くのか想像もつきません。


てき屋さんの手際も見もの
目当てのおもちゃが欲しいな
宵宮の夜はまだ終わらない
人で溢れています


如何に皆さんが祭りを楽しみにしていたがが伺えますね。


そして、三条市を守る八幡宮内では、神様へ明日の安全を祈願する儀式が行われています。

囃子
祭りを取り仕切る若衆たち
明日の神輿

5月15日の大名行列は3年ぶりの開催。
遅い時間でもなお集まる人々。
明日の大名祭りが楽しみになります。



元気な巫女さんがいるおみくじを引きました。
見事大吉でした!
15日の様子は「三条 大名行列」で検索するときっと皆さんが写真をUPしてるのではないかと思います。

八幡宮の巫女さん達


最期に大名行列とは?

200年続く大名行列は、約200人の若衆がそれぞれの持ち場につき、
約2キロを歩きます。例年より短い距離になります。
参道より90分間ゆっくり歩きます。
江戸の時代は本当に大変な旅路だったんだなあと思いました。

演舞が行われます
天狗様が通ります
神仏が通ります
神輿が通ります
5mの剣が通ります


笛と太鼓の囃子が鳴り響きます
15日のルートです

終わりに

伝統と歴史を継承する三条市の若衆達。5月は農業や新年度の仕事がとても忙しい中、毎年毎年祭りを守ってゆく心意気に頭が上がりません。
また、早朝から行列参加者の衣装を着付けてくれる女性たちも大変な作業だったかと思います。
こうして町ぐるみで一つの催し事を行う、三条市企業と住民方の結束の表れだなと思いました。
6月も祭りがあります。

三条市「凧合戦」


イカ合戦と読みます。こちらは凧のケンカ祭り。
エネルギー溢れる祭りです。
是非三条に遊びに来てください。

三条市ホームページで地域情報が満載掲載されてます。
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三条市公式観光サイト
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サポートいただけたら幸いです!ガンバリマス。