簡単操作で劇的に進化!ドラム音作りに最適なWavesプラグイン3選
Wavesプラグインの最大の魅力は、シンプルな操作で効果をすぐに実感できる点です。これにより、DTM初心者でも安心して使える製品が揃っています。
今回は、数あるWaves製品の中から、特にドラムの音作りやミキシングに役立つプラグインを厳選して紹介します。
ドラムの音作りに最適なWavesプラグイン3選
1. Waves CLA Drums - ロックテイストの迫力あるサウンドに
「ドラムに迫力が足りない…」そんな時に頼れるのが、Waves CLA Drumsです。
CLA Drumsの大きな特徴は、プラグインに通すだけで音が変わる点です。ただ通すだけで、自然に迫力やパンチ感が加わり、ロックテイスト溢れるサウンドに仕上げるためのスタートポイントを手に入れられるのが魅力です。
その後、CLA Drums内のスライダーを上下するだけで、求める効果を簡単に追加できます。
オケにしっかりと馴染むように設定する必要はありますが、すでにロックテイストが加わった状態から始められるので、よりカッコいい音に仕上げるためにスライダーを動かすだけでOKです。
2. Waves Torque - 楽曲のキーに合わせたピッチ調整が可能
ドラムのピッチを楽曲に合わせることは音作りで重要ですが、ドラム音源によってはピッチ変更でサウンドキャラが変わってしまうことも。
こうした悩みを解決するのが、ドラム専用トーンシフターであるWaves Torqueです。
Torqueの最大のポイントは、トリムコントロールによってサウンドを自然に保ちながらピッチを調整できる点です。
通常、ピッチを下げると低域がブーミーになったり、逆にピッチを上げるとスカスカなサウンドになることがありますが、Torqueならトリムコントロールを使うことで、こうした変化をある程度抑えられます。
大幅なピッチ変更でも、オリジナルのアタック感や共鳴といったディテールをほぼそのまま保ちながら自然にトーンシフトできるため、サウンドキャラクターを崩さずにピッチ調整が可能です。
これが、Torqueを使う大きなメリットであり、ドラムサウンドの精度を高めたい方にぜひおすすめしたいポイントです。
3. Waves Smack Attack - アタックとサスティンを自由に調整
アタックを強調したタイトなサウンド、またはサスティンを活かしたファットなサウンドにしたい場合、Waves Smack Attackが役立ちます。
Smack Attackはシンプルな操作で、アタックを強調したり、サスティンを調整して余韻をコントロールすることができます。
コンプレッサーを使用するとアタックが抑えられサウンドキャラも変わりがちですが、トランジェントシェイパーであるSmack Attackならピンポイントで調整可能。
サウンドキャラクターをそのまま保ちつつ、タイトにもファットにも自在に仕上げることが可能です。