見出し画像

ITエンジニアが採用活動に絡んでみた話 その2 ~会社の魅力を夜な夜な動画にする男~

こんにちわ。
株式会社ピー・アール・オーの自称広告塔(ただし専門外)、ふくちゃんだよ。
ふわちゃんじゃないよ。

さて、早速ですが、前回のおさらいから。

はい、おわかりいただけましたでしょうか。(汗)
前回は、

・開発の人が採用活動に絡み始めた経緯(ざっくり)
・会社説明会とミートアップの違いって
・ミートアップの構成はとりあえず作ってみた

ってとこのサワリまでをお話しした、という体で話を進めます。
今回はその続きです。
しばしお付き合いくださいませ( ^^) _旦~~

構成を作るだけではなにも始まらない

そんなこんなで
22新卒(2022年の春に学校を卒業して入社してくる人たち)向けのミートアップのプロデューサー」(長っ)
に勝手に就任したわたしなんですが、
ミートアップの構成は考えたものの、中身を作らないといけませんよね。
どんなに良いお弁当箱を用意しても、中身が無ければただのハコです。
至極当たり前の話です。

実際組んでみたタイムテーブルは、こんな感じです。

画像1

「動画(ふくちゃん)」ってのがいちにーさん、、4つありますねぇ。
自分がイベントに参加する側だとして、知らんおっさんたちがZOOMのちっちゃい窓に出てきて、ただくっちゃべってるとこをただ見せられても辛いよなぁ、せっかくWEBでやるんだしなぁ、ってことで、たまたま趣味で動画作ったりしてたんで、動画流してみよーやってみよーってことで、動画作りにチャレンジするトライを自らぶっこみました。

いきなり4本。。
自らに課すハードルとしてはなかなかの高さだったことをあとで後悔したのは言うまでもありません。。

でも、いつもやってるような自分の趣味の動画とかじゃなくて会社をアピールするような動画を作るとなると、うーんどんなんがいいのかなぁ、、と悩んだ末に(約15分)、コロナ禍で会社に来れないみなさんに向けて2本作ることにしました。

1)
会社への道のりや会社の中の様子がなんとなくわかるようなやつ。
→「Road To P.R.O.
※この記事の最後のほうにYouTubeへのリンクを貼ります。

2)
どんな社員がいるのかなんとなくわかるようなやつ。
→「PROfessional~あなたにとってプロフェッショナルとは?~
※これは社員の名前や年齢も出てるので、公開はやめときます。リクエストくれた方にはこっそりお見せしてもいいかもしれませんw

ここまで決まればもうこっちのもんです。
あとは素材を取って編集するだけ。

でもないんだなぁ。

動画を作るには、以下の工程があると一般的に言われているかどうかは知りませんが、思います。

1. なんとなくの構成を考える。
2. 素材を撮る。
3. 音楽を探す。
4. 編集する。
5. フィードバックをもらう。
6. 修正する。
7. 完成!

ここからは、先ほどご覧いただいた「Road To P.R.O.」を例に動画の作成過程をお話していきます。

動画作成行程 1. なんとなくの構成を考える。

まぁこの時間がもしかしたら一番楽しいかもしれないです。
どんな風にしようかな~を妄想するだけですね。
プロの人じゃないんで、なんだろう絵コンテみたいなやつ?とか台本?とかそういうとこまではやらないです。
ただただ妄想。


ただし、ここの妄想が自分的にはけっこう大事だと思ってて、ここである程度しっかり妄想上では組み立てておいて、あとで素材撮ったり編集したりする過程で必要に応じて妄想をぶっ壊して再構築する、的なことが発生します。
そうすることで、
思ってたんと違うけどこっちのほうがなんとなくええやん

画像2

が出来上がるわけです。

動画作成行程 2. 素材を撮る。

なんとなくの妄想ができたら、いよいよ素材を撮ります。
お弁当で言うところの、材料を買いに行く作業です。

わたしは、ビデオカメラも一眼レフも一応持ってはいますが今回はすべてスマホ(iPhone11 Pro Max)のみです。
Pro Maxって名前は改めてすごい名前だと思いましたが、これ1台あればほかはなんも要らないです。
そんな凝った編集もしないし。

つーことでiPhone11 Pro Maxだけを持って、いざ出発です!

画像3

まずは、会社までの道のりを撮るんですが、この日はまだ2月の終わりくらいで、けっこう寒かったです。
あと、駅前でスマホを構えて一人でブツブツしゃべりながら歩くのはちょっと怪しい人と思われるんではないかと、
一人でヒヤヒヤしていましたので、よけいに寒かったです。
ちなみにこのとき時間は、朝7:00くらいだったと思います。
なるべく人が少なそうな時間帯にはしました。

画像4

あと、会社へはJR石川町駅からじゃなくてもみなとみらい線元町中華街駅からも行けるので、
そっちのほうがよかったんちゃう?って意見もありました。
そこはまぁ、次回(があれば)の改善点ということで。。

会社に着いてからは、さすがにこの時間はだれもいないので、堂々と独り言をしゃべりながら撮影ができました。
ちなみに、動画を見ていただければわかるように、会社は横浜中華街の「朱雀門」を入ってすぐのビルの中です。
ちょいちょいにテレビの撮影とかしてるとこです。

画像5

独り言をしゃべりながら撮ったんですが、そういえば会社の中の風景はあとでナレーションを入れようと思ってたので、しゃべりながら撮る必要はなかったんでした。

でまぁあとは、動画の間に差し込む静止画だとか、撮っといたらあとで使えるかなぁみたいなやつをいろいろ撮って、だれかが出社する前にシレっと撮影終了です。

帰り道は帰り道でなんとなく撮ったんで動画に入れたんですが、何回かのミートアップのときに
「動画長いよね」って話になりまして、カットしました。。
YouTubeにはフルバージョンがあがってます。

動画作成行程 3. 音楽を探す。

何気にですね、これが面倒なんですね。
YouTubeでもテレビCMでもなんでも、動画を見てて、音楽が無いものってほとんど無いですよね。
敢えてそうしているものや場面を除き。
動画を作っているときも、音楽をつけるだけですごくホンモノっぽくなった感覚がしたり、テンションが上がるんです。
動画に音楽はけっこう大事なんです。

でも、既存のそこらの曲にはたいてい「著作権」というのがありますので、無断で使用すると怒られてしまいます。

選択肢は
・著作権のあるところに申請して、お金払って使う
・著作権フリーなの(無料って意味じゃない)を探して使う
・自前の音楽を制作する
・音楽を使わない
となるわけなんですが、さすがに音楽まで作ってる余力はないし、お金もあんまり使いたくないし、いろいろ調べたところ、「Bensound」というところに行き着きまして、そこのを使いました。
https://www.bensound.com/royalty-free-music

YouTubeとかで使う場合は、動画の概要欄にこのサイトのを使ってるよって書けばいいらしいです。
このサイトを徘徊してもらえれば、この動画で使ってる曲はけっこうあっさり見つかるはずですw

とりあえずこれもクリア~。
なにげにこれは調査とか曲選びとかでけっこう時間使ったかもしんないです。

動画作成行程 4. 編集する。

さぁ、ようやくお待ちかねの編集です!
言わずもがな、これが一番大変で、一番達成感のある作業です。

妄想にどれだけ近づけられるのか?
妄想をどれだけ超えられるのか?
完成をどれだけ妥協できるのか?
眠気にどれだけ耐えられるのか?

といったことが問われる、とてもクリエイティブでストイックな作業です。

編集はまぁ、こんな感じですね。

画像6

わたしはいつも、macの「Final Cut Pro」というアプリを使ってまして、2~3万円くらいだったかな。
もともとmacには「iMovie」ってのが入ってると思いますが(たぶん。最近のは知らん)、それよりも高機能というか、あくまで自分的にはですがやりたいことをより簡単に実現できると思うので、わざわざ大枚はたいてこっちを使ってます。
「Garage Band」があるのに「Logic」を使ってるのも、同じ理由です。

こんなツールを夜な夜なチマチマといじくっては、酒飲みながら一喜一憂する感じです。
※業務時間は酒飲んじゃダメよ。大人として当然です。
部屋の感じとかも映っちゃってますね。まぁいいか。

ちなみに自分がこれを「夜な夜な」やっていた理由はですね、単に自分のテンションが高い時間帯だからです!
こういうクリエイティブな作業はなかなか真昼間とか子どもがいる時間帯とかには良いものが生まれにくく(降ってくるものを掴みにくい、掴みそびれる、という感じ)、テンションの高い夜中に生まれることが多い(酒が入りガチってのもある)のです。
あくまでも自分の場合、です。
仕事っていうか、趣味の延長で楽しんでやってた感じです。

そんなこんなで、いよいよ完成です!
まだこの段階ではあくまでも、自分の中での完成、です。

動画作成行程 5. フィードバックをもらう。+ 6. 修正する。

はい、作って終わりではないんです。
関係者に見てもらって、ここをこうしては?ってのをもらって修正を入れていきます。

クリエイティブな作業は、作ってる人はどうしてもできあがったものに対して客観的に見ることができなくなるものです。
特に夜中にテンション上がってやった作業は、翌日改めて確認すると
なんじゃこりゃ...(';')
となることが非常に多いです。
そういう状態で公開すると、とても恥ずかしい想いをします。

偉い人) 音声(ナレーションの声)がなんか変だぞ!
わたし) いやそれは敢えて加工してるんです。。
みたいなやりとりなどもありつつ、フィードバックを取り入れいよいよ完成となりました!!

それでは、ご覧ください!!

完成!とその後...

というわけで、同じような感じで数本動画を作りまして実際にミートアップで使いました。
イベント中、しゃべりだけではなくて動画があるとアクセントになりますね。
(司会者としては休憩にもなるw)

イベント実施後の参加者アンケートで
・面白かった!
・リモートだけど会社の雰囲気がわかって良かった!
・登壇者以外の社員の声が聞けて良かった!
・長かった!
などの感想をいただき、毎回、次のイベントに向けて微調整を繰り返していきました。
までも概ね好評でしたので、ホッとしました。

ま、あくまでもこれらは2021年版なので、ある程度使いまわせる部分はあるかもしれないですが2022年版も作ることになるかもしれないし、新卒採用目的だけでなく、会社のブランディングとしても、動画でいろいろをアピールしたりしていくことが今後は出てくるんではないかと思います。
そうなってくると自分の編集技術と夜のテンションだけではちょっと役不足な感じもしてきますね。。。


人、時間、金のかかる作業ではありますので、このあたりどうしていくかは目下の課題であります。
ほかの会社さんは、どうしてるんでしょうか(@_@;)

まそんなかんじです。
スキやコメントなど、お気軽にもらえると嬉しいです^ ^
最後まで読んでいただいてありがとうございます。


★★ 続きはこちらから ★★


おまけ。PROの関連リンク集~。

■Qiita
https://qiita.com/organizations/pro-japan

■コーポレートサイト
https://www.pro-japan.co.jp/

ではまた。


後日記(2021/12/2更新!)


23新卒、始めました!

多くの学生のみなさんにお会いできること、楽しみにしています!!