挑戦は何度あっても良い
どうもこんにちは、秋の訪れを感じ心躍るきのこです。
そこのあなたは、最近新しい挑戦をしているだろうか
今回はきのこが挑戦を試みた物語である
先に結論を述べると、大成功。安心して読んでいってくれたまえ
なんの挑戦をしたのかというと、こんにゃくだ
なんだ、こんにゃくかよ
と思ったそこのあなたはこんにゃくを調理したことはあるのかね
え、あるって? それは失敬つかまつった
これからもこんにゃくを美味しくしてください
きのこは1人で生活を始めて数年、こんにゃくをどうにかしようと思ったことはなかった
なぜなら、めんどくさそうだから。なんならスーパーでも目に入らない食材だった
しかし、最近のきのこはしっかり食べるという事を念頭に生きていることにより様々な食材に目を向けるようになった
その内の1つがこんにゃくだ
母の恵みが与えられていたころにはなんやかんやと食べていたこんにゃくだが、買ってみたもののどうしたらいいんだ
こういう時は文明の利器に頼るのが一番いい
Hey Siri、こんにゃくってどうしたらいい
すみません、よくわかりません
残念。
siriにもさすがに曖昧過ぎる質問だったようだ
( こんにゃく 調理法 )
料理の基本!こんにゃくの下処理(下ゆで)のレシピ
1. こんにゃくは食べやすい大きさにちぎる。 2. ボウルにこんにゃく、塩を入れてもみ込む。水で ...
ほうほう、こんにゃくは下処理がいるのか。新事実だ
危うくそのまま調理を始めるところだった
しっかり湯がいていこう
えぐみがあったら嫌だからね
そもそもえぐみってなんであるんだ
こんにゃくについて大変な工程があるという薄っすらとした記憶があるもののこんにゃくについて良く知らないな
( こんにゃくとは )
こんにゃく芋の原産はインドシナ半島といわれ、「象の足」という異名がある。多くは日本のこんにゃく芋と品種が違い、食物繊維の含まれないこんにゃく芋なので加工しても固まらず、こんにゃく作りには適さない。
こんにゃく芋はとても腐りやすかったため、今の製造法が発見されるまでは、こんにゃく芋が収穫できる秋限定の食べ物だった。
なるほど。全然知らなかった。
製造法をまとめるとこうだ
①芋を乾燥させ、細かい粉 にする
②お湯に粉を少しずつ加えながら混ぜてしばらく置く
③石灰水を加え、全体が均一に混ざるように手早くこねるように混ぜ合わせる
④板状の型に流し込み、放置する
⑤ベトベトしなくなったらお湯であく抜きする
⑥水にさらし、半日あく抜きする
調べれば調べるほどよく食べれる形になったなと不思議に思う
しかも花の形もすごい。是非調べてみて欲しいが、自分だったら近づかない
そもそも毒性があっていろいろしたら毒が抜けるなんてどんな考えをしていたら発見するんだ?
偶然にしては工程が多すぎる
飽くなき食への追及がなせるのだろうか
話が脱線したが、こんな複雑な工程を踏んで生まれたこんにゃくを美味しく食べようではないか
こんにゃくといえば甘辛煮だ
下処理も無事に済んだことだ。
後は醤油、みりん、砂糖、ごま油で炒めて、お酒も入れちゃおう
水分を飛ばしてっと
初こんにゃくにしては良い調子だぞ
色もいい感じに浸み込んで美味しそう
鰹節でも散らしてっと
これは最高だぞ?
調理も簡単だし常連の仲間入りだ。
周りの人に自慢したい
きっと冷えても美味しい
自慢したい
明日のお昼のお弁当に忍ばせて職場の人間に食べさせよう
そして称賛を受けたい
美味しい料理を作れる人間にまた近づいてしまった
自分のポテンシャルが恐ろしい
この恐ろしいまでのポテンシャルでこれからも挑戦を続けていく所存
初こんにゃくは甘辛煮
次のこんにゃくはどうしようか
こんにゃくの無限大の可能性を開拓していこう