No.2 プログラムを書いてみよう
今回は実際にプログラムを書いてみたいと思います。
前回の記事をまだ見ていない方は、下記のリンクからぜひ見てください。
前回の記事を見てからこの記事を見ると理解しやすいです。↓
C言語とは
C言語は、1972年、当時アメリカのAT&Tベル研究所のデニス・リッチーらのプロジェクトチームによって作られた言語です。
彼らは当時、後にUNIXと呼ばれるようになるオペレーティングシステムを開発していました。
オペレーティングシステム(例:iOS Windows Android)とはコンピューターのシステムの基盤となるものです。
もともとはUNIXを作るために作られたC言語でしたが、その後、PCが普及するようになると、その使い易さから爆発的に普及し、後にコンピュータの標準的なプログラミング言語になっていくのです。
そのため、冒頭にも述べたとおり、現在ある様々なプログラミング言語はC言語を母体にしたものがほとんどです。
その後、多くの言語が発表されましたがほとんどの言語はC言語を下にしています。
そのためC言語の知識があれば、比較的スムーズに学習をすることが出来るでしょう。
ファイルの作成
プログラムを書くためには、ファイルを作らないといけません。
まず、エクスプローラーを開きます。
開けたら新規作成から textファイルを選択します。↓
ファイルが作成できたらファイルの名前を変えます。
ファイルの名前を「~.text」から「~.c」に変えます。
~に入る文字は半角の文字であれば何でもいいです。
警告が出ても「はい」を選択します。↓
ファイルが作れたら、そのファイルを Visual Studio Code で開きます。↓
プログラムを書く
ファイルが開けたら、プログラムを書いて実行できるか確かめます。
下のプログラムは hello world というC言語で一番基本的なプラグラムです。↓
#include <stdio.h>
int main() {
printf("Hello, World!\n");
return 0;
}
これをコピーして入力してみてください。↓
入力できたら、実行ボタンをクリックして下さい。↓
実行できたら、下のバーにある 出力 をクリックしてください。↓
下記のように出力されているはずです。
Hello, World!
このように出力されていたら成功です。
エラーの場合
次に
#include <stdio.h>
int main() {
prntf("Hello, World!\n");
return 0;
}
と入力してプログラムを実行してください。
すると、下のバーにある問題に ① とでます。↓
また、 prntf のところに波線がかかっているはずです。↓
これは prntf の部分に問題があるということです。
今回は正しくは printf なのに prntf となってしまっています。
正しい printf に直すと問題は消えます。
ファイルの保存
Visual Studio Code ではファイルの内容が消えないように保存する必要があります。
保存は Ctrl+S で、できます。
今回は以上です。