エピソード:幸せは本当に訪れる
アクセサリー販売をしていると、大体はご自身のためにご購入される方が多いのですが、時々プレゼント用にご購入してくださる方もいらっしゃいます。
私は、ネットショップ以外にヘアサロンでアクセサリーを置かせてもらっており、先日、ピアスにまつわる素敵なエピソードがあったのでお話したいと思います。
爪に出来る白い点が出来ると幸運が訪れる、そんな言い伝えはご存知でしょうか?
私はこのお話を聞くまで知りませんでした。
先日、ヘアサロンで当ショップの商品を買って頂いたことについて店長さんから連絡を頂きました。「小学生のお子さんがお母さんのためにご購入されましたよ」と。それだけでも胸熱な出来事なんですけど、後日詳しく話を聴いてみると胸熱過ぎて発熱するかと思いました。どんな出来事かと言いますと、
その子たち(兄妹)のお母さんには爪に白い点が出来るそうで、「この白い点が消えるまでに幸せな事が起こる」と教えられていたそうです。伸びて来ると同時に徐々に白い点が上に来て消えていくそうなんですが、そのタイミングを見計らって子どもたちがお母さんに「良い事は起こった?」と尋ねました。するとお母さんは、「まだないな〜」と答えました。
後日、子どもたちはお母さんに同じ質問をします。お母さんも同じ答えを伝えます。すると、子どもたちからピアスのプレゼントがあったというのです!
そして、
「良い事起こったでしょ?(^^)」と子どもたち。
誕生日でもなにもなく、お母さんに幸せを与えたくてプレゼントしたピアス。
そんなお話を聴いて、プレゼントとして選んでもらって嬉しいとともに子どもたちの誰かを幸せにしたいという純粋な気持ちに触れて感動しました。
ちなみに、どんなピアスかというと白の水玉のピアス。
きっと子どもたちのなかで、白のドットは「幸せ」を表すものとなっているんでしょう。爪に白い点が出来る、気になる人はちょっと嫌な出来事かもしれない。でも、このお母さんは「幸運が訪れる印」としてポジティブに解釈されていて、そのお母さんのポジティブさをお子さんたちが受け継いでいるのが分かる出来事にとてもほっこりしました。