電子チケットの販売代行WebアプリをBubbleで作る~4~
今回は、所有チケットに関する振る舞いについて書いていきます。
コンセプトは
・電子チケットのみの取り扱い
・リセールや譲渡機能の充実(コミュニティサービスの要素を取り込む)
の2点です。
所持チケット一覧ページ
まずはチケット管理をする一覧ページの作成。
取りあえず「チケットテーブル」と「ユーザーとチケットの主従関係を格納するテーブル」を作成。ダミーデータをひとつ追加し、ユーザーにチケットを1つ持たせました。
あとは、以前も参考にさせていただいたコードラボさんの記事「簡単なSNSの作成」にある、tweetの表示と同じ要領でチケットを表示させて完成です。
チケット詳細ページ
そして、チケット一覧から目的のチケットをクリックした時に飛ぶ、チケット詳細のページを作成します。
表示する項目は、
・チケット券面
・チケットをリセールに出すアイコン
・チケットを譲渡するアイコン
・連番チケットの連番者を募集するアイコン
の4つです。
チケット券面はよくあるチケット券面をイメージしています。
イベント名や開催日時などはチケットテーブルに紐づくイベントテーブルから持ってきます。
リセール、譲渡、連番の募集はボタンで実装します。
譲渡機能の実装
譲渡ボタンをクリックすると、フォローしているユーザーの中から譲渡したい相手を選べる。
というシンプルな機能です。
まず、譲渡ボタンをクリックすることでポップアップを表示させます。
このポップアップのタイプは「Relation_Users」つまりユーザーのフォロー関係のデータを格納したテーブルです。
そしてポップアップの上にRadio Buttonを置きます。
このRadio Buttonは「Choice type」を「Dynamic choices」に変え、データソースを「Relation_Users」のフォローユーザーにします。
これで、アクティブユーザーのフォローユーザーが選択肢となるRadio Buttonの出来上がりです。
続いてはユーザーを選択した後、OKボタンをクリックしたときのワークフローを設定していきます。
行うのは2Step。大事なのはStep1のみです。
Step1.チケット所有権の移動
「Date」の「Make changes to」を選択し、「Thing to change」を「Relation_Tickets」つまりチケットとユーザーの所有関係を格納するテーブルにします。
そして変更する項目を「チケット所有者情報」変更に用いる値を「Radio Buttonの値」にします。
これでチケットの所有権は移りました。
Step2.ページの移動
チケット所有権を移動したとして、それはデータベースでの話です。
ページにはチケットの情報が載ったままですし、なんならポップアップも出たままです。
このままでは気持ち悪いので、所有チケット一覧ページに戻るワークフローも追加します。
戻ったらさっき譲渡したチケットはなくなっています。
リセール、連番者募集に出す処理はワークフローが多くなってしまったので次回に持ち越します。
ここまで読んでくださりありがとうございました。
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