無駄を省く=自分で作らない=伯楽になる
約10年間ビジネスをしてきて大切だと思ったことを書こうと思います。
タイトル通り無駄を省くということなんですが、具体的な内容は
「今ある他社のサービスを使い、できるだけ自分でつくらない」
ことに徹するということになります。
今サービスはあふれています。
ことわざでもあります。
千里の馬は常に有れども伯楽(はくらく)は常には有らず
世間に馬の良し悪しをよく見抜く人がいてこそ、千里も走る名馬というものがありうるのである。名馬はいつでもいるけれど、それを見抜く人はいつもいるとは限らない。だから、たとえ名馬がいたとしても、見抜く人がいなければ、ただ下働きの者にこき使われ、飼い葉桶(おけ)の間に首を並べて死んでしまって、千里も走る名馬とはいわれないままで終わってしまう。
伯楽とは
馬のよしあしをよく見分ける人。また、農家を巡回して牛馬を治療する人。転じて、人物を見抜く眼力のある人。と言われております。
千里を走る馬になろうとしている方が多いです。
今回効率面から見た内容になりますが、
起業家タイプや器用な方で、よく自分からサービスを集客部分から製品まで作ろうと考える方がいます(私もそんな考え方の一人で自分に向けても書いてます笑)
これは悪いわけではないのですが、全てを自社で0からつくるのは非常に労力が必要です。
オリジナルさが出るのはメリットですが。
ただ、やはり、労力は半端ないです。
例えば、食器を売るビジネスをはじめようとします。
これを売るのに、サイトを作って、広告もつくって、、、しまいには自分で陶器をつくりたくなり、製造から着手してしまう。
いや、これものつくりからすればすごい大切で、こういう方がいるから素晴らしい商品ができあがります。ただお金目線や、労力、効率など見ると非常にエネルギーつかってます。
そのため、まずはできるだけエネルギーを使わずに少しづつ大きくしていくやり方を書きます。
「他社の素晴らしいサービスをできるだけ使う」ほんとこれです。
できるだけ自分でつくらず、今あるサービスを駆使する。
さきほどの食器販売ならその売買があるマーケットを探し、そこで始める(例えば古物市場、ヤフオク、メルカリとか既存のマーケット)
これが一番労力がかかりません。
上記のヤフオクならヤフーがすでに、興味があるお客様を探していて、集客済な訳です。
買いたいとか興味がある人が、ヤフオク内にいるわけです。
そして、広告や請求書などのツールも整っております。
他社のサービスには手数料などありますが、一から集客サイトの作成、広告ページ、広告会社探し、ターゲット分析、これ結構大変で、時間や労力がかかります。
新規ビジネスは売上に関係のない税務、法務関係やらやることが沢山あるわけで、全部を自分でやったら、費用はあまりかかりませんが、時間がかかり大変でほぼ不可能に近いです。
経営で大切な「考える」ことに時間を使えなくなります。
そのため、できるだけ、このような無駄を省くことが必要と考えております。
できるだけ、自分でやらず、千里の馬(サービス)を探し、駆使する伯楽になることがビジネスでも良いと考えております。
自分が一生懸命がんばって、千里の馬になれても、駆使する伯楽がいなければ、力が発揮されず無駄になってしまうのですから。