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企業のための不動産投資と資産戦略

プロフィッツの事業のひとつに、不動産を本業としない企業に対しての「アドバイザリー事業(クライアントサービス事業)」がある。

不動産というのは、投資対象としてメジャーな存在だ。
企業が不動産資産をうまく活用できると、余分なコストを抑制するだけではなく、ブランディングや採用、事業発展など、さまざまなシナジーを創出できる。
その一方で、知識や経験のギャップから生まれてしまうリスクが高い投資でもあるのも事実だ。
また、元来、企業にとって不動産戦略(オフィス戦略)などはプライオリティがそんなに高くなかったように思えていた。

そのような流れの中で、知識や経験がとぼしいまま安易に不動産投資を進めてしまうと、将来のフレキシビリティさを阻害する契約をしてしまったり、運用に失敗して損してしまったりする。
不動産の契約とは、将来何年も先のことを今決めているのだ。

つまり、不動産による資産運用は、企業成長の糧にもなるし、その逆にもなり得る。


プロフィッツのアドバイザリーにおいては、僕たちが持つ知識と経験、実務・交渉を提供し、アドバイザー先の不動産部のように一緒に議論し働き、不動産をひとつの事業として捉えた経営サポートを行なっていく。

会社のビジョンと不動産への投資がマッチするか、
既存事業との相性はどうか、
客観的な数字で投資価値があると言えるか。
不動産によって経営にレバレッジをかけれるかどうかは、会社が違えばその戦略も異なってくる。
そのため、一企業一企業に徹底的に寄り添う。


最近では、会社の主要機能の一部を東京から地方都市に移した大手通信販売会社の不動産資産戦略への様々な案件のアドバイザリーを任せていただいている。

以前のnoteにも書いたように、不動産投資はきちんと数字で投資価値があると言えるかどうかが非常に重要になる。
この企業様の場合も、数字的根拠から投資価値を見極めた上で、会社の方向性と不動産の相性も非常に高いと判断できた。

その上で、いかに本業とのシナジーを生み出せるかを共に考え、
それを実現できる不動産を探し、
会社が持つ「人」への投資という姿勢を、福岡の不動産にのせた。
事業拡大だけでなく、採用強化、従業員満足度の向上にもつなげていく。
そんな不動産資産戦略サポートをさせていただいている。


会社のビジョンを共有していただければ、経営者の方は本業に集中していただき、不動産投資に関しては徹底的にサポートしていくのが、僕たちが提供する「アドバイザリー」のスタイルだ。
その中でも、どの企業様からも評価いただけているのは、僕たちが”点”ではなく”線”の仕事ができることだ。

僕自身が不動産管理・不動産仲介からアセットマネジメント、投資というさまざまな分野の経験があるように、他のメンバーもさまざまな知識と経験を持ち合わせている。
それらの知見を集結して、管理だけ、売買仲介だけ、アセットマネジメントだけという短期的かつ部分的ではない、要望に合わせた中長期的な幅広いサポートを行えるのが、僕たちプロフィッツの強みだ。


「既にある不動産を戦略的に活用したい。または減らしたい。」
「会社として中長期的な財務基盤を考慮した資産の取得を考えている」
「働き方・本業とのシナジーを作れないだろうか」
「将来の世代交代を考えた時、不動産戦略も考えた方がよいと思っている」
など、不動産への悩みはさまざまだ。

そういったことを考えたとき、プロフィッツという名前を想起してもらえる存在になっていきたい。

* * *

もしこのnoteを読んでくださるあなたが、将来的に資産取得を考えていらっしゃるのであれば、覚えておいた方が良いことがいくつかあるので、最後にお伝えしておきたい。

まず一つは、決して感情で不動産を買ってはいけないということ。
買うか否かの指標は、客観的な数字で示すことが可能である。
先行しがちな「感情」と「数字」を切り分けて、まずは数字を見るということが、失敗確率を大幅に下げてくれることになる。

もうひとつは、今ではなく未来を決めているという自覚を持つこと。
投資するという決断は今この瞬間だが、決めている内容は10年、20年先のことになる。
投資の世界に”絶対”という未来はないけれど、予測があれば落ち着いて対処することが可能だ。

最後に、パートナー選びは大事だということ。
不動産という資産は、長く付き合っていくものだ。
だからこそ、サポートしてもらう相手は自分が長く付き合えると判断した企業や人を選んでいくべきである。

不動産投資を将来の糧にする人が増えていくことを願っている。

次回へつづく。


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