料理芸術の鑑賞理論(ロジカルシンキング編)
前稿では、料理は芸術の対象となるのかどうかを検討し、料理は芸術の対象であることを検討してきた。もっとも、我々が料理を楽しむとき、我々は単に料理だけを楽しんでいるわけではない。そうではなく、レストランの雰囲気、ソムリエとの会話、店内の調度品などもまた楽しんでいる。斯様に料理を楽しむということは、様々な要素を楽しんでいるということになる。だとすると、その要素は何があり、どういう構造になっているかを明らかにしたい。そこで、その構造をロジカルシンキングで検討していく。
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