円安~実質実効為替レートは1970年頃の水準に低下
円安のヤバさと政府・日銀のこれまでの政策のマズさがようやく認識されてきた。
【約24年ぶりの円安】
— NHK@首都圏 (@nhk_shutoken) June 13, 2022
・円相場は一時、1ドル135円台前半まで値下がり。
・1998年10月以来、約24年ぶりの円安水準。
・円安が進んだ背景と、24年前はどんな状況だったのか。https://t.co/sYl969ACqH
円急落「経済にマイナス」 日銀総裁、市場動向を注視https://t.co/C1vmcT6P4x
— SankeiBiz (@SankeiBiz_jp) June 13, 2022
日銀の黒田東彦総裁は13日の参院決算委員会で、外国為替市場で円安が急速に進んでいることについて「先行きの不確実性を高め、企業による事業計画の策定を困難にするなど経済にマイナスであり、望ましくない」と述べた。
「150円近くまで円安進む可能性ある」“ミスター円”榊原元財務官が警告 24年ぶり1ドル135円台 https://t.co/w3MaYbP8Kk
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衝撃の円安 シャンパン1本5000円値上げも 製紙のまち静岡・富士市も輸入パルプ高騰 #FNNプライムオンライン #テレビ静岡 https://t.co/mhp4RzFLVU
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円安で家計が厳しい! 24年ぶり「135円台」 牛肉・エビ・鮭…輸入品が値上がり 経済の専門家は #FNNプライムオンライン #関西テレビ https://t.co/vONjjSH4Bd
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対ドルは6月13日まで
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実効為替レート(Broad)は6月3日まで
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日本は他国よりもインフレ率が低い状態が続いてきたので、海外との相対的な物価水準を示す実質為替レートは名目為替レートよりも大きく低下している。
まるわかり“実質実効為替レート”~“50年ぶりの円安”という根深い問題#上野剛志#実質実効為替レート #円安https://t.co/epMzooVA6i
— ニッセイ基礎研究所 (@nli_research) March 31, 2022
下のグラフは2022年4月までで、4月のbroad指数は約60だが、現時点では60を大きく割り込んでnarrow指数では1970年頃の水準になっていると推測される(broadはnarrowよりも対象の通貨が多い)。
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後進国を思わせる「安い日本」になった大きな理由は、政財界が賃金を上げないことに注力してきたことである。賃金水準を後進国に近づけようとした帰結として、国民の生活水準や購買力も後進国に近づいたわけである。
経団連会長、日本の賃金「OECDで相当下位」 春季交渉https://t.co/5vXNB5whyF
— 日本経済新聞 電子版(日経電子版) (@nikkei) January 27, 2021
企業戦略としては大成功だったが、一国経済としては大失敗だったと言える。もっとも、それで困るのは日本に土着の遅れた人々(somewheres)で、「もはや国境や国籍にこだわらない」進んだ人々(anywheres)にとっては無問題である。