タイも少子化
出生が急減している国と言えば大韓民国だが、タイも近年の減少が著しく、2021年には死亡を下回って人口自然減になっている。
タイは女がよく働くことで知られており、世界経済フォーラムの"Global Gender Gap Report 2022"のEconomic Participation and Opportunity(経済参画)の項目でも15位と上位にある。
しかし、合計出生率は1.5程度が続き、2014年→2021年に出生は-30%となっている。
なお、大韓民国は115位と-40%、
日本は121位と-19%である。
タイは日韓とは国情・国民性が異なる国だが、低出生率を改善できないという点では共通する。日本の低出生率は日本が世界標準から外れた「子供に冷たい社会」だからではないことの示唆でもある。