可処分所得は過去最高水準
「家計は所得減少と物価上昇に苦しんでいるのに政府は増税に前向き→殺される」との政府批判をよく聞く。
しかし、家計部門全体では雇用者報酬と可処分所得は名目でも実質でも過去最高水準にある。2020年の定額給付金はコロナショックのカバーに効果的だったことも見て取れる。
貧困に喘ぐ庶民が増えているとすれば、経済全体での所得の減少ではなく、所得の偏りに原因があることになるが、それは庶民が熱烈支持した構造改革が目指していたものである(自業自得)。
雇用を増やす(⇔賃金を下げる)
総所得を増やすために競争を促進(⇔差が広がる)
👇は小泉政権期に安倍内閣官房長官がタクシーに乗った際のエピソード。運転手はその前に会社のリストラで失業している。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?