マザコン男は、生きてちゃ、いかん

死ぬまで男叩きは怠らない。

私の講演会で、質疑の時に「この年齢になっても私は社会貢献をして前向きに生きています」という趣旨の発言をするのは決まって男性です。そういう時、私はできるだけゆっくり、はっきりとこう言うことにしています。

「人間、役に立たなきゃ、生きてちゃ、いかんか」

「役に立たない」はプラマイゼロだが、マザコン男はマイナス(社会に有害)なので生きてちゃいかんのである。

マザコン男性とその母親が「母子坂、手をとりあって」(宮迫)滅びに向かってくれれば、こんなに平和なことはない。問題は、マザコン男性が身のほどを弁えずに結婚したり、権力を握ったりして、ハタ迷惑になるからである。

遊び

宮台 だから、上野さんにお聞きしたいのは、ぼくの「性的弱者論」を批判されてますけれど、実際に現在のような教育システムで育ってくるコミュニケーション・スキルの乏しい男の子たちはどうやって性的欲求を満たし、性的コミュニケーションを確保すればいいんでしょうか。彼らには上野さんがおっしゃるような、学習の余地がほとんどないと思うんです。

上野 自然史的・人類史的に言えば、マスターベーションしながら死んでいただければいいと思います。冷たいでしょうか。そのための産業もちゃんとありますし。だから、できるだけ、他人に迷惑かけない仕方で、性欲を充足していただいたらいい。

宮台真司ダイアローグズⅠ

ギャルゲーでヌキながら、性犯罪を犯さずに、平和に滅びていってくれればいい。そうすれば、ノイズ嫌いでめんどうくさがりやの男を、再生産しないですみますから。

彼らが間違って子どもをつくったらたいへんです。

バックラッシュ! なぜジェンダーフリーは叩かれたのか?

犯罪者でもない人に平気で「死ね」と繰り返し言うような人間は、自分が「死ね」と言われることも覚悟しなけばならない。

このような憎悪を正当化する「学問」を公費で支えるべきではないだろう。

こういうことを研究する学問が40年前に生まれました。女性学という学問です。のちにジェンダー研究と呼ばれるようになりました。
私が学生だったころ、女性学という学問はこの世にありませんでした。なかったから、作りました。女性学は大学の外で生まれて、大学の中に参入しました。4半世紀前、私が東京大学に赴任したとき、私は文学部で3人目の女性教員でした。そして女性学を教壇で教える立場に立ちました。

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