マザコン男は、生きてちゃ、いかん
死ぬまで男叩きは怠らない。
上野千鶴子「人間、役に立たなきゃ、生きてちゃ、いかんか」 https://t.co/gD7K0cQzhF #AERAdot #週刊朝日
— AERA dot. (アエラドット) (@dot_asahi_pub) December 1, 2021
私の講演会で、質疑の時に「この年齢になっても私は社会貢献をして前向きに生きています」という趣旨の発言をするのは決まって男性です。そういう時、私はできるだけゆっくり、はっきりとこう言うことにしています。
「人間、役に立たなきゃ、生きてちゃ、いかんか」
「役に立たない」はプラマイゼロだが、マザコン男はマイナス(社会に有害)なので生きてちゃいかんのである。
マザコン男性とその母親が「母子坂、手をとりあって」(宮迫)滅びに向かってくれれば、こんなに平和なことはない。問題は、マザコン男性が身のほどを弁えずに結婚したり、権力を握ったりして、ハタ迷惑になるからである。
宮台 だから、上野さんにお聞きしたいのは、ぼくの「性的弱者論」を批判されてますけれど、実際に現在のような教育システムで育ってくるコミュニケーション・スキルの乏しい男の子たちはどうやって性的欲求を満たし、性的コミュニケーションを確保すればいいんでしょうか。彼らには上野さんがおっしゃるような、学習の余地がほとんどないと思うんです。
上野 自然史的・人類史的に言えば、マスターベーションしながら死んでいただければいいと思います。冷たいでしょうか。そのための産業もちゃんとありますし。だから、できるだけ、他人に迷惑かけない仕方で、性欲を充足していただいたらいい。
ギャルゲーでヌキながら、性犯罪を犯さずに、平和に滅びていってくれればいい。そうすれば、ノイズ嫌いでめんどうくさがりやの男を、再生産しないですみますから。
彼らが間違って子どもをつくったらたいへんです。
犯罪者でもない人に平気で「死ね」と繰り返し言うような人間は、自分が「死ね」と言われることも覚悟しなけばならない。
このような憎悪を正当化する「学問」を公費で支えるべきではないだろう。
「がんばったら報われると思えることそのものが、あなたがたの努力の成果ではなく、環境のおかげだったこと忘れないようにしてください」。平成31年度東京大学学部入学式の祝辞が話題です。
— BuzzFeed Japan News (@BFJNews) April 12, 2019
【New】「がんばっても報われない社会が待っている」 その理由【全文】https://t.co/NfUrI1ZKQV
こういうことを研究する学問が40年前に生まれました。女性学という学問です。のちにジェンダー研究と呼ばれるようになりました。
私が学生だったころ、女性学という学問はこの世にありませんでした。なかったから、作りました。女性学は大学の外で生まれて、大学の中に参入しました。4半世紀前、私が東京大学に赴任したとき、私は文学部で3人目の女性教員でした。そして女性学を教壇で教える立場に立ちました。