〇〇が足りないから少子化になる
岸田首相が罵倒されているようだが、非婚化・晩婚化・少子化の主因は政府の子育て支援が不足しているからではない。
岸田首相、出生数過去最少で「危機的状況と認識」SNSでやっぱり噴出した「お前が危機的」の声#SmartFLASH #岸田首相 #出生数 #過去最少https://t.co/rUsEKhww4e
— SmartFLASH (@info_smafla) March 1, 2023
日本のマスコミや"有識者"は言及しようとしないが、男に求められるスペックが厳格化したために結婚相手として「合格」の男が不足した(⇔「不良品」が増えた)ことが主因である。
少子化について語られるとき、その要因に挙げられるのは「女性」であることが多い。一方で、「先進国の出生率低下の『男性の要因』については、十分な研究も議論されていない」と、専門家は指摘している。 https://t.co/fXa5fOEHOX #クーリエ
— クーリエ・ジャポン (@CourrierJapon) February 25, 2023
要因のひとつには「女性がますます選択的になっていること」、つまり「(異性愛者の)女性にとって『適切な』男性が不足していること」があるという。ちなみにこの問題は、北欧のなかでも特にフィンランドで顕著であるようだ。
「世界で最もジェンダー平等が進んでいる国でさえ、女性は比較的高収入で高学歴の男性を好む傾向がある」
“Breaking down some baked-in assumptions about work would help fix the growing problem of a lack of working-age Americans without relying only on people to have more babies to fill that need,” writes @JessGrose. https://t.co/p3PRSJPcCU
— New York Times Opinion (@nytopinion) February 15, 2023
当noteの以前からの読者は知っていたはず。
出生率低下の根本原因は企業が支払う賃金の不足でも政府の子育て支援の不足でもなく、女がパートナーにしてもよいと思う男の不足である。
男女の同等化+女の非下方婚→少子化
「民主主義は進み、妥協するのが下手になった」…デンマークで聞いた興味深いエピソード【杉田水脈のなでしこリポート】 https://t.co/NW3yzDJaiE pic.twitter.com/dKc925dv6M
— 産経ニュース (@Sankei_news) November 12, 2016
ここ20年くらいデンマークの大学進学率は女性が男性を上回っています(男性が40%女性が60%)。優秀な女性が自分以上の男性を探すため、ミスマッチが起こり、晩婚化がますます進んだようです。この女性の経済的自立も離婚率をあげた原因だろうとのことでした。「女性の地位向上、男女平等が進むと少子化が進むのです」とおっしゃったのが印象的でした。