アンケート調査について統計の理解をした上で質問しているのが山根議員で、質問の趣旨から外れた訳の分からない話をしているのが石丸市長(当時)なのだが、それを逆に認識する人が少なくないらしいということに、リテラシーが足りない人々👇の人気投票で政治を選ぶデモクラシーの限界を感じる。
①安芸高田市議会の元動画→②とんすけ→③取材不足の順序で見ることをお勧めだが、客観的・論理的思考力がある人なら③を見る必要はない(実は自分も見ていない)。
👇が斬られている"とんすけ"だが、石丸のデタラメさに即座に気付けないようではデータサイエンティストとして力不足である。
👇が元動画で該当箇所は会議録の発言No.229~。
👇は有名な話だが、標本調査は標本数が多ければ多いほど良いというものではない。標本数が多くても偏りが大きければ精度は下がる。
この👇ような補正のテクニックも利用できる。
👇がアンケート調査の結果だが、大きな偏りが生じている。
山根議員が「偏りが小さく低コストの(コンサルが勧めた)標本調査ではなく、偏りが大きく高コストで回収率も約30%しか見込めない全戸調査を強行したのは何故なのか」という真っ当な質問をしているのに対して、石丸市長は「回収率30%と29%の差に統計的な意味はあるのか」と話を逸らせて「頭脳明晰な石丸市長が無知無学な山根議員にレクチャーする」かのように演出しているわけだが、こんな明明白白な詭弁を見抜けない人が多いのが現実なのだろう。
ところで、「京都大学経済学部→三菱UFJ銀行で外為アナリスト」にそれほど後光効果(ハロー効果)があるのだろうか。このような経歴でも実務能力が足りないポンコツはいるのだが。それに、知的能力が高いとしても、それを詭弁に悪用するという可能性もある。