出生率が高い市町村
近年、少子化対策の成功例として岡山県奈義町や兵庫県明石市の記事をよく見かけるが、他にも要注目の地域・自治体がある。
出生率が2.95まで回復し、少子化対策の「奇跡のまち」として注目を集める岡山県奈義町。奇抜さはなく、住民意識を高めながら少しずつ支援策を拡充する取り組みに全国から視察が相次ぎます。https://t.co/XRgcOwwaou
— 日本経済新聞 電子版(日経電子版) (@nikkei) October 20, 2022
【驚きの「出生率2.9」、子育て世代が集まる山奥の町】 20年前の「消滅危機」乗り越え町のサービス維持 #東洋経済オンラインhttps://t.co/TzhKw4KUL7
— 東洋経済オンライン (@Toyokeizai) July 9, 2022
Japan's population is shrinking fast. What can be done to encourage people to have more babies?
— The Economist (@TheEconomist) April 22, 2019
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過疎自治体が出生率トップ級に! 岡山県「奈義町の奇跡」に何を学ぶべきか https://t.co/phRieXjHwZ #sbbit
— ビジネス+IT(公式) (@bitsbbit) November 8, 2017
岡山大経済学部の岡本章教授(人口経済学)は「2014年の数値は出生数が少し増加すると数値が急激にはね上がる小規模自治体の特性によるものだろうが、その後も他の自治体と比べると高い」と分析する。
この👆特性(不安定性)を緩和するために用いるのがベイズ推定で、下表は厚生労働省『人口動態統計特殊報告』から2013~2017年の合計特殊出生率のベイズ推定値が1.9以上の市町村(全国は1.43)をピックアップしたものだが、沖縄県(橙色)と九州(赤色)が大半を占めている。
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南西諸島と離島を除くと、本州は忍野村、栗東市、福知山市、おおい町、大府市、舞鶴市の6市町村となっている。
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①九州の市町村、②本州の6市町村について、各々に共通する要因について調べるのがよさそうである。
忍野村とおおい町については特殊要因がすぐに思いつくはず。奈義町も同類。