自社株買いとふるさと放棄
この👇問いに
「すべきではない」と答える人が増えていると思われるが、この考え方・判断基準が自社株買いの増加と株高に通じている。
企業が自社株買いに積極的なのは、1株当たり利益を最大化するためには設備や研究開発に投資するよりも自社株に「投資」した方が投資効率が高いと判断しているためで、その背景には国内市場が人口減少のために縮小に向かう(→成長性が乏しい→投資のリターンが小さい)との見通しがある。
金融資本主義の「ペイする/しない」に従えば、ふるさと放棄も(賃上げや設備投資ではなく)株主還元増加も合理的行動になるわけである。
「ペイする/しない」の思考は非婚化・少子化の一因にもなっていると思われる。
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