何でもありの財務省批判
財務省批判にも某市前市長と同様の「嘘・大袈裟・紛らわしい」が多い。
「岸田政権は正気の沙汰とは思えません」森永卓郎氏 ガソリン「トリガー条項」発動ナシは誰の都合? #AERAdot #AERA https://t.co/BaDgJ10kWG
— AERA dot. (アエラドット) (@dot_asahi_pub) September 6, 2023
いま岸田政権は激しい緊縮財政を敷いています。安倍政権のときの2020年度の基礎的財政収支は80.4兆円の赤字でした。積極財政をしていたということです。その後、政府は赤字額を大きく減らしていまして、今年度予算の基礎的財政収支は10.8兆円の赤字にまで減っています。
この基礎的財政収支とは一般会計の「税収+その他収⼊-基礎的財政収⽀対象経費」として簡便に計算したもので、財政運営の目標値として用いられているSNAベースのものとは異なる。SNAベースでは2020年度の赤字は80兆円ではなく50兆円である。
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赤字を減らすと聞くと、良いことのようにも聞こえますが、ここで意味するところは、景気が悪くなっているときに、政府は支出を切り詰めているということです。安倍政権と比較すると岸田政権は70兆円も支出が少なく、これは国の1年分の収入と匹敵する額です。
支出は70兆円も少なくない。コロナ禍対策としての大盤振る舞いを経済社会が正常化してからも続ける方がどうかしている。そもそも、日本の景気は悪くない。悪いと感じるのは「老化」を自覚していないからである。
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経済が厳しく景気をよくしていく必要がある中で緊縮財政を実施するなど経済政策としてあり得ません。財務省の主張はもはやカルトです。私は財務省のことを「ザイム真理教」と呼んでいます。
財務省の財政再建志向に問題があるのは確かだが、それを批判する勢力もカルト化している。