権限があるPMとは? - 中級プロダクトマネージャーの憩い こっこクラブ🐔 活動報告 #5
Slackコミュニティ「プロダクト筋トレ」では、日々のプロダクトづくりにもっとワクワクするために様々な活動をおこなっています。
本日はその中で、中級プロダクトマネージャーが集まってテーマについて議論する「こっこクラブ」の活動についてお伝えします。
※ 初心者プロダクトマネージャーのための「ぴよぴよのみずたまり」というチームもあります
本日のテーマ: ぶっちゃけ権限があるとは?
本日の参加者は6名。3名は権限がある、3名はないと感じている中での議論となりました。
権限があるレベル1: 意見を提言できる
権限がない状態の例の1つとして、上で決まった意思決定が降りてきてその通りに実施する状態は権限がありません。まずは、意見を提言し対話が可能である状態でなければ、納得感がないまま進行することになってしまいます。
権限があるレベル2: 議論/決断の場に呼ばれる
意見を言えたとしても、ブラックボックスの中で意思決定がされて議論に参加できない状態も権限がないと感じます。組織が大きくなればなるほど、上位職の人だけで意思決定しがちになり、権限がない状態を生み出してしまいます。
プロダクトマネージャーたるもの、レベル2の権限はほしい。
縦と横の両方で権限がほしい〜
「権限がない」といったとき、経営層から委譲してもらえないといった縦の権限だけではなく、例えばBiz組織と開発組織の責任範囲など横の権限もあるという話になりました。
プロダクトの方針を決めたとしても、その詳細を定義して実装を進めるのが別の部署である場合、思い通りにならず権限がないと感じるという意見がありました。
権限がないと感じたら、まずは自分ごと化する
権限がない! = 納得感がないまま進行するのは辛い!
そんなときは「この人が言うなら正解なのかな?」「一旦これを仮説とおいてみよう!」と頭を切り替えて、その仮説検証を進めることで学びを得る方にシフトするのがいい!という素敵な話がでました。
失敗できる、手のひらを返せる環境がいいよね
「偉い人を頑張ってユーザーインタビューの現場に連れて行ったら、急に掌返しして意見が変わることあるよね〜〜〜」というあるあるで盛り上がりました。
一方で、過去の意見にとらわれず、くるりと手のひらを返せる人間でありたいものです。
そのためには成功だけではなくどうなると失敗なのかも定義して、一度動き出してしまってサンクコストを払っているプロジェクトもアジャイルに止めるときには止められる環境がいいですね、という話をしました。
こっこクラブは火曜日20時〜🐔
中級(5年目くらい)のプロダクトマネージャーであつまってこういったテーマで議論をしておりますので、ご興味ある方はSlackコミュニティ「プロダクト筋トレ」へお越しください!
https://www.productkintore.org/
次回のテーマは、
・権限がないとき、どうしたらええんや?
・顧客の熱狂、どう確認している?
の2点です。
クローズドな場だからこそできる話満載ですので、noteで公開できない回もあるかもしれませんが、ときどきnoteにもご報告を上げようと思います。
次回をご期待いただける方はスキ♥をしてくださると励みになります!