「音楽理論」は学ぶべきだ!
どうも、新曲の進行に頭を悩ませているProdigiumです。
皆さんも、「コードどうしようかなぁ」とか「メロディーどうしようかなぁ」って悩むこと、ありませんか? …え?ない?
というわけで、今回は「音楽理論」について。
「音楽理論」と聞いて皆さんは何を思いますか?
難しそう、使いにくそう、そんなことよりおうどん食べたい…
…まあ様々意見があるかと思いますが、TLとか見てると、割と「音楽理論より外の事勉強したほうがよくね?」みたいな意見を見るんですよ。
そんなことないですから!!!!!本当に!!!!!!!!!!
(これは持論ですが)そもそも「音楽理論」とは何かというと、「大外れな曲を作らないためのチート」です。決して自分の曲を100点にしてくれるものではないですが、少なくとも赤点回避は確実に保証される、といった便利なものです。
例えばコード進行一つ取っても、いきなりⅠからⅥ♯7thに行ったりはしませんよね(何言ってるの…?って思った方、コードの基礎知識が抜け落ちているのでそこから始めることをお勧めします)。Ⅰから進むことのできる和音というのは限られていますが、それを破って――もっときちんと言うなら、正しい手続きを踏まないまま破って――しまうと、その地帯の響きは変なものになります。これでは、とても「エモい」とは言えませんね。
それにメロディー。メロディーは「コードの構成音をベースにして、コードの構成音じゃない音はベースから発展させたものを使う」というのが基本です。ですが、初心者のやりがちなメロディーメイキングに「16分をとりあえず敷き詰める」というのがあります。確かに16分を使うと「音ゲー曲」的にはよく聞こえるかもしれませんが(これは必ずしもいいことではありません)、そもそもとして「音楽」的に不自然なことが多いです。16分の敷き詰め方にも膨大な理論があり、それに従わないものは、やはりわかる人から聞けば不自然に聞こえてしまうのです。
実はここに上げたのはあくまで一例で~(某2ちゃん創始者風)。これ以外にも、たくさん音楽理論から逸脱してしまったがためにエモさからかけ離れてしまった曲が多いです。しかしながら、「音圧こそが正義」、「音の密度の暴力こそ正義」などといった価値観により、そういった曲ですら「エモい」といわれてしまう現状があります。
いやまあね?そういう曲を作りたいなら別にいいんですけど、もし「ちゃんとした曲を作りたい」と1mmでも思っている人、あるいは「自分の曲が単調に感じる(9割方、短いスパンで同じ進行を使い続けているのが原因です)」「なんか曲が物足りない(そこ!キックを増やして解決しようとしない!)」「今一つエモくならない(エモく聴こえさせるコード進行を使っていないからですね)」といった悩みをお持ちのそこの君!!!!今なら音楽理論が全部解決してくれますよ!!!!しかも無料!!!!!!(音楽知識なんてggれば無限に出てきますからね)
ということで、音楽理論をお勧めする記事を書いてみました。どうです?音楽理論やってみたくなったでしょ?天性のセンスはだれも学ぶことができませんが、音楽理論の門戸は全員に開かれています。皆さんが音楽理論を学ぶ中で、自分なりの「理想の音楽」に近づいていけることを願っています。
それでは、よいDTMライフを!