家事手伝い入門

夏休みに完全に崩壊した生活リズムがマッスルメモリーのように抜けず、週末は完全に昼夜が逆転して月曜日にそのツケが回ってくる。月曜日は授業が少なくすべて遠隔授業で済むことで何とか乗り切っているが、コロナ前の学生は毎日学校に行っていたと思うと今のような生活では間違えなくドロップアウトしていただろう。

今が日曜日の夜8時に目が覚めた私はまた週末を無意味に過ごしてしまったことを後悔しながら夕飯を作った。
いつもご飯を食べた後すぐに洗い物をする気にはなれない。軽く水に漬けたらビーズクッションでまったりして、最低1時間は何もする気になれない。
11時に日付が変わってから課題を済ませようと決めてから2時間は経って何も始めていないことを急に自覚してパソコンを立ち上げても何もする気になれない。
課題はしたくないが何かをしていないと不安になるので冷蔵庫の整理をすることにした。一回使ったきり放置していた生クリームとトマト缶がどんな状況なのか確認して、捨てるしかないと判断した。明日が可燃の日であったことに安堵して生ごみの処理をする。ごみをまとめて出すだけの状況にしてから息をつく暇もなく買い出しに出かけた。24時間営業の肉のハナマサには感謝しかない。食費の節約だけを生活の目標にしているので買い物は慎重に計画を立ててから買い物をするが、今日は突発的に家を出てしまった。


朝3時とはいえ10月とは思えないほど寒くもっと厚着すべきだったと後悔した。一週間以上買い物をしなくても困らないくらい買い物をした。
ウインナーは値段の割に量が少ないやつを買うか毎日食べないと消費できないやつを買うか迷ったが後者にした。食材の買い物は何よりもコスパを優先すべきが今のポリシーだ。ハナマサは肉のコスパが良い。帰宅したら豚肉を100グラムづつ分けて冷凍した。

やっと課題に手を付け始めたと思ったら1時間もかからず終わった。なんで簡単なことでも課題だと引き延ばしてしまうのか不思議でならない。
急に寒くなったことを考慮して衣替えをすることにした。衣替え自体は簡単に済んだが今まで洗濯物を干した後畳むことをめんどくさがっていたのでこれからはしっかりと収納することを心掛けようと思う。どうせ1か月も続かないがもしかしたら習慣づくかもしれない。衣替えをしたら掃除もしたくなったのでクイックルワイパーだけかけ軽くかけようとしたが、結局掃除機までかけてしまった。掃除をしたら段ボールにしまったままの本が気になってしまいそろそろ本棚を買うべきか少し悩んだ。一人暮らし1ルームマンションで本棚なんているだろうか、今度ちょうどいいのを探しに行くことも決めた。

朝食にちょうどいい時間になったので野菜と例のウインナーを炒めた。味付けはカレー粉。一食当たりのコスパ改善のためにルーから粉にしたがいろいろなところで役に立っている。

その後は遠隔授業の出席登録だけして公共料金を払って今これを書いている。今日は家事が家事を読んで沢山働いた気分だ。今の時点で十分働き疲れているため眠いが今寝たら明日がもっときついため無理やり起きていなければならない。テスト前に掃除を始めてしまうというのはあるあるとして取り上げられがちだが勉強よりも健康的な生活を優先しているため悪いことではないと思う。

いい加減課題しなきゃいけないので現実逃避終わり。


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