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2021/2/1 マルハン新宿 出玉データまとめ【放蕩ラザイエフの「死ぬかと思った」】

皆様はじめまして。わたしは仕事の合間に都内の穴場店を探し駆け回っております放蕩ラザイエフ(@ProdigaRzhyevと申します。

昔からわけもなく目立つことが好きで、今まさに意味もなく目立つことを目的としてこの記事を書いております。誰からも雇われていないフリーのピエロみたいなもんだと思っていただければ幸いです。以後どうぞよろしくお願いいたします。

さて今回は、わたしがよく通っているマルハン新宿店の設定投入傾向について、2021年2月1日(月)の出玉データをもとにまとめていきたいと思います。

【マルハン新宿とは】

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※JR新宿駅東南口にある店舗。ゴジラのデカいオブジェがある新宿東宝ビル店"ではないほう"の店。

【マルハン新宿の特徴】

マルハン新宿の特徴はなんといってもこの二つ!

(1)末尾が強い!
こちらのお店の特徴は、なんといっても末尾に設定が固められていることにあります。
※末尾…台番最後の数字のこと。"末尾に固める"=たとえば17番台、27番台、37番台…と、店側が特定の末尾番台に設定を投入していること。

特定日は基本的に強い末尾が1本以上あって、これを上手く見抜くことができれば高設定にたどり着きやすい印象です。
ただ、ホールを見渡したときに末尾が2本以上存在するように見えるケースも多々あるため、自分は本末尾(本命)・サブ末尾(対抗)・フェイク末尾(連下)と三種類に分類して見分けるようにしています。

(2)後ヅモ向きの設定配分!
人気機種とそうでない機種にかかわらず、わりと後からの入場でも高設定をツモることができる印象です。
これはおそらく、立地的に昼過ぎ~夕方から稼働するサラリーマンの客が多く、そうした客層にも十分に遊技してもらえるよう設定面で配慮していることに由来すると思われます。要は、朝から粘られがちな設定6の投入比率は低めで、展開にブレが発生しやすく見切られることも多い設定4or5が多く用られている(と思われる)ということですね。

…以上のことから、末尾をうまく見抜くことができれば、人気機種であるマイジャグⅢ・Ⅳの早見切りされた台や、開店直後になかなか席が埋まらない人気薄の機種の中から高設定台を引き当てられることが多々あります。
現状、特定日でも満台スタートしないことが多いですし、なんといっても昼過ぎになればおのずと強い末尾が見えてくるので、2店舗目以降の選択肢としてはかなりオススメのお店と言えるかと思います。

* * *

そして、マルハン新宿の最近のビッグニュースといえば「店長交代」です。

2020年8月に店長に就任した元・マルトコ店長が先月退職したことに伴い、傾向が一変してしまうのでは…と心配されていた方も多いと思うのですが、店内に貼られている制作物を見た限り、後任のGT店長はどうやら「継承」をテーマに営業していく方針のようです。

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※GT店長…青梅新町店から新宿店へとやってきたマルトコ氏の後任店長。"GT"はグータッチの意。

実際、2/1についても「継承」がテーマになっているような設定配分であるように見受けられました。

今回の記事では、マルトコ政権からどのような点が継承されたのかを、2/1の出玉データを見ながら考えていきたいと思います。

【全体結果】

総差枚 +56,000
平均差枚 +208
勝率 102/271

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参考:P-PROJECT

まず初めに確認したいことがひとつ。
マルハン新宿、月初は強い!!
出玉データまとめサイトの「P-PROJECT」で月初のデータを確認するとお分かりいただけるのですが、2020年9月以降の(元旦以外の)出玉データを見てみると…。

【マルハン新宿 2021/1/1を除く月初めの総差枚】
2020/9/1 +64,000
2020/10/1 +50,000
2020/11/1 +19,000
2020/12/1 +56,000

といった感じで、毎月1日は基本的に赤字調整で営業してくれている模様です。

※実入場人数は130名程度?※
2/1の抽選参加人数は、自分が見た感じおそらく200人前後だったかと思います。
ただ、近隣のお店のコンパス抽選を受けている方が結構多いようで、実際にお店に入ったのは130名前後だったように見えました。おそらく番長3・マイジャグⅢ・Ⅳなどの看板機種から埋まっていったはずで、ゴージャグ・スーミラ・6号機アイムあたりには空きがあったのでは…と思います。

【機種別データ】

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まずは、看板機種であるマイジャグⅢ・Ⅳ番長3について簡単に振り返りたいと思います。

・マイジャグラーⅢ 平均差枚 +1,104 勝率10/12

マイジャグ3 勝率

パッと機種別データを見て目につくのは、看板機種のひとつであるマイジャグⅢの勝率が高いことでしょうか。勝率だけ見ると、どこぞの晒し屋のようにマイジャグラーⅢ全!!などと思い切ったことを言いたくなるのですが、実際に各台のデータを見てみるとREGがついてきていない台が複数あるので、おそらく中間ベースに高設定を散らしたような内容だったのでは…と想像しています。

マイジャグ3 1111-1117

↑一見、7台並びのようにも見えるマイジャグⅢ 1111~1117番台。
1115、1116、1117番台についてはバケが足りているので、5・5・5みたいな3台並びだったかもしれません。
高設定(らしき台)を2~3台並べるのはマルトコ政権時代にわりと見かけた手法です。2~3台並び自体は、根拠としてはそこまで強くないので過信は禁物ですが、自分の近くの2台が並びで強そうなときは意識してみるとツモ率が上がるかもしれません。

・マイジャグラーⅣ 平均差枚+839 勝率17/27

マイジャグ4勝率

マイジャグⅣはというと、差枚を見たところ高設定の2台並びが複数あったかも…といった印象です。たとえば…

マイジャグ4 1013-1014

マイジャグ4 1100-1101

マイジャグ4 1104-1105

1013-1014、1100-1101、1104-1105あたりは並びで高設定が使われていた可能性がありそうです。もちろん、REGが足りない台が多いですし、なんせジャグラーなので断言はできないのですが、機種全体の平均出率は103.95%になっていましたし、しっかり高設定が投入されていたのだろうと思います。

・番長3 平均差枚+1,074 勝率9/23

番長3勝率

地下フロアにある番長3は、この日は勝率9/23とやや振るわないように見えたものの、平均差枚は+1,074枚とプラスになっているので、かなりメリハリの効いた配分になっていたかも。
実際、プラス9台のうち6台が4,000枚OVERですし、自分が様子を見に行ったときに48番が絶頂対決に入っているのを見かけたので、設定1・3・5をふんだんに使ってメリハリをつけていたのかもしれません。

番長3 3台

マルトコ政権時代も「番長3の当たりは設定5」「はずれは5狙いのユーザーに追ってもらうために奇数にする」みたいな配分だったと記憶しているので、その辺りもしっかり継承されているなあと感じました。

【末尾について】

続いては、この店一番の特徴である末尾について触れたいと思います。

マルハン新宿、此度の店長交代で末尾はやらなくなったんじゃないのか?と心配している方が多かったと思うのですが、ご心配なく。
出玉データをご覧ください。末尾、やってます!!

末尾de-ta

・月初は基本的に①がアツめ
実はこのマルハン新宿、「P-PROJECT」で調べると分かるように月初は末尾①番の勝率が高めです。

【マルハン新宿 月初(元旦を除く)の末尾1番成績】
2020/9/1 平均差枚+1,520 勝率22/28
2020/10/1 平均差枚+605 勝率14/28
2020/11/1 平均差枚+754 勝率16/28
2020/12/1 平均差枚+870 勝率18/28

2月1日についても平均差枚+457枚、勝率13/28で、やはり末尾①番にはそこそこ固められていたようです。これもマルトコ政権からの「継承」ですね。
実際に、末尾1番(地下は振るわなかったので1Fフロアのみ)の成績を見てみると…。

末尾1番

マイジャグⅢ・Ⅳをはじめとして、ハナビ、ファンキーなどに高設定らしき台が複数ありました。今回については勝率が5割を切っていますから"鉄板"というほどではないのですが、やはり末尾①番に寄せていることが伺えます。

・今回は末尾⓪番もアツかった
では末尾①番以外はアツくないのか?というと、そんなことはないのが我らがマルハン新宿です。平均差枚をご覧いただければお分かりいただけるとおりで、今回の当たり(本末尾)はどうやら末尾⓪番だったようです。

1Fフロア末尾0番

地下フロア末尾0番

今回、末尾⓪番は平均差枚+990、勝率16/26とかなり優秀な成績を収めています。
もちろん(1)番長3の10番台が差枚を大幅に引き上げていること、(2)地下フロアの6号機はゲーム数があまりついていないことを考慮する必要があるのですが、
それでもグラフを見たところ、ふだんはあまり設定が入っていないように見えるエヴァ魂にも上が使われていたようですし、ジャグラー各機種についてもREGが足りているので、今回の大本命は末尾⓪番で間違いなかったのかなと思います。

【考察:末尾①番に完全に固められていない理由】

ちなみに、これは自分の推測ですが…
店側が末尾①番に完全に固めてこない理由は、おそらく軍団にすべて抑えられる危険性があるからだと思うんですよね。
設定配分になにかしらの分かりやすい傾向を付けるということは、裏を返せば情報を複数人でシェアしながら立ち回る軍団に取り入られる隙を作るということ。末尾①番を鉄板にすると、抽選で引き子を使って早い番号を仕入れる軍団が圧倒的に有利になりますよね。そのため本末尾(本命)は末尾①番以外にすることが多いんじゃないかと…。

ま、これはいちユーザーとしてみればありがたい話です。抽選が悪くても末尾①が鉄板というわけではないので、別に落ち込む必要はないということですから。なんなら後から来場したほうが強い末尾が見えて立ち回りやすい説までありますからね。あくまでも抽選勝負では終わらないのがマルハン新宿の良いところです。

【本日の放蕩ラザイエフ】

ちなみにこの日、自分はどのように立ち回ったかというと…。
6号機アイムの末尾①番からスタート→スカってファンキーに移動。若干浮きはしたものの高設定の打感ではなかったので、前日の段階で狙っていたマイジャグⅣ 1001番台へと移りました。

で、これの挙動が最悪で、持ちメダル1,216枚+現金24Kが飲み込まれる惨事に発展。

1001番台は元旦を除く直近4回の月初で勝率100%だったんですけどね。目の前の情報もそこそこ良くて、たとえばぶどうの出現率なんかはずーっと1/6を切っていたんですけれども。BBが果てしなく重たく、グラフをご覧いただければ分かるとおり前任者と合わせて3,500枚くらい飲み込んでます。番長3の設定1かな?って感じ。まさかジャグラーで財布の中身を全部突っ込む羽目になるとは考えていなかったので本当に死ぬかと思いました。

【まとめ:負けない立ち回りは末尾探しから!】

結論。GT店長政権下のマルハン新宿ですが、やはりマルトコ政権の時代と同じく、末尾を軸に動いたほうが負けにくいんだろうな…という印象です。

店側が末尾に固めてくれている以上は、オープンから数時間経ったあとにホールをひととおり巡回してみて、末尾が見えたら空き台を狙っていくのが最適解になるかと思います。

某爆サイなんかを見ていたら「末尾乞食」とか書かれていて悲しくなっちゃうこともあるんですけど、負ける可能性が低くなることを考えればそんな罵倒なんて気にしてられるか!!って話ですね。2~3台並びで高設定が投入されているケースもあるみたいだけど、やはり勝ちにこだわるなら台探しの軸にするべきは末尾だと思います。まあ、わたしは末尾①番にこだわった結果4万くらい飛ばしちゃいましたけどね。マジで設定なんだったんだ、あのマイジャグⅣ…。

* * *

一応、Twitterで我らが虹キラ隊長が末尾の探し方を教えてくれていたりしますし(気になる方はTLを遡ってみてね)、実は上記の立ち回り方以外にも高設定台を掘る方法は存在するので、とにかくこの記事を読んでマルハン新宿に興味を持たれた方はぜひ一度足を運んでみてください。

そして私に差し入れを、失礼、末尾という根拠で高設定をグワシと掴んでください!!

以上、マイジャグⅣに全ツした哀れなピエロによる出玉データまとめでした!

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