スマスロ「L炎炎ノ消防隊」出玉性能がメダル機とどう変わるかを予想する
いつもお世話になっております。我ガ借金ヨ、炎炎ノ炎二帰セと願ってやまない放蕩ラザイエフ(@ProdigalRzhyev)です。
今回は、2024年5月7日(火)に導入されるスマスロ「L炎炎ノ消防隊」の出玉性能がどのように変化するかを予想します。
ゲームフローがシンプル過ぎるがゆえに、素人目から見ても作り込みの余地が大きく残されているように思えてならなかったメダル機版。スマスロ版は通常時や前兆時の画面に大きな変化こそないものの、AT性能が大幅に良化しているように感じました。
メダル機でもたまに万枚を拝めるくらいの破壊力はありましたが、今作では更なる出玉力の向上に期待したいところです。
なお「出玉力が向上している」という推測はあくまでいちユーザーの願望にしか過ぎません。実機のスペックとは異なる可能性も大いにありますのでその点はご容赦ください。
①「炎炎激闘」突入率低下→AT性能が向上?
まず着目したいのは、メインの出玉フローとなる「炎炎激闘」の突入率がメダル機と比べて低下したことです。
メダル機の「炎炎激闘」突入率が約1/689~1/479だったので、突入率が重たくなっていることが分かります。
6.5号機の炎炎には有利区間天井が存在しており、有利区間突入から3,000G以上回したあとのボーナスでは必ず炎炎激闘(1回以上)が貰えましたが、スマスロには有利区間にゲーム数の上限がないため、その分だけ下がったと見ても良いのかもしれません。
一方で、初当たり確率はスマスロ版が1/197~169と軽くなった模様(※画像にある通り通常時の初当たり炎炎激闘(灰焔騎士団)と初当たりボーナス直撃の合算)。
この記事を公開した時点で天井に関する情報は公開されていませんが、メダル機版が1/243~1/208でしたので、ゲーム数天井まで到達する割合は少なくなりそうです。
そして「初当たり確率が上昇」かつ「炎炎激闘突入率が低下」しており、なおかつ各設定の機械割が上昇したということは、ATの平均獲得枚数(TY)、つまりAT性能が向上したと推測して良いのではないでしょうか。
AT性能を底上げしていると思われるのが新規に追加された下記の要素。
①炎炎激闘の上乗せ特化ゾーンとなる「JOKER CHANCE」
②次回ボーナス当選まで継続&ループする「炎炎激闘・廻 シンラ」
③炎炎激闘の大量ストックを示唆する「炎炎激闘・廻 ショウ」
メダル機は「最後の炎炎激闘を取り切れるか」「紅丸炎舞を何発持ってこれるか」「森羅万象を成功させられるか」が出玉大量獲得の鍵でしたが、上記の要素が追加されたことでAT性能は確実に向上すると思います。
また、これまでは何個ストックがあるのか正直よく分からない状態でATを消化するケースが多かったですが、上記の要素が追加されたことで炎炎激闘の残ストック数がより分かりやすくなるかもしれません。
②炎炎激闘の初期ストック数が上がる?
また、「炎炎激闘」の初期ストック数が前作と比べて増加している可能性もあるのではと予想しています。
コイン単価(≒メダル持ち)が約3.1円と前作とほぼ変わらないうえに、炎炎激闘突入率が低下しているスマスロ版。それにも関わらず機械割が向上しているということは炎炎激闘の初期ストックが2個(実質単発)で終わる可能性が少なくなっているのではという見立てです。
メダル機版の炎炎に設定が入っていないときの挙動がどうなるかは、打ち込んだ方であれば大体察していただける気もしますが、どういうわけかATが伸びません。それこそ『地下への』って感じのスランプグラフになりますよね…。
ホールで1なんか打たされた日にゃあ半分くらいはタコ負けするよといった感覚ですが、機械割から推測するにスマスロ版では設定1でボコボコにやられる回数が多少減るはずです。
設定ごとの機械割を向上させる方法は他にも考えられるのですが、低設定帯の機械割向上はおそらく初期ストック数の底上げによって実現するのではないかというのが自分の見立てです。
せっかく入った炎炎激闘をなるべく駆け抜けさせないようにして、少しでもユーザーのストレスを緩和するのが目的ではないかと見ています。
③新規要素の突入率に特大設定差アリ?
近頃のSANKYOの機種は「下でも一撃性があるよ~」をウリにしていますが、実際はヴァルヴレイヴやからくりサーカスのように、出玉トリガーとなる要素(ハラキリDRIVE突入率、運命の一劇突破率)に大きな設定差を設けられているケースが見られます。
メダル機版については「下でも一撃性がある」といった見方が浸透しているようですが、個人的には実は誤爆がそれほど少なく、出率が設定に準ずるタイプの機種であると捉えております。
ただ「炎炎は下でもやれる」というイメージがすでに浸透している以上、メーカーが誤爆率の高さを改めてアピールする必要はないでしょう。
特に強調することもなく、「JOKER CHANCE」「炎炎激闘・廻 シンラ」「炎炎激闘・廻 ショウ」にサラッと設定差を付けてくるのではないでしょうか。
というか、AT性能自体に設定差を設けないと出率の差に説明が付かないと思います。
試しに計算してみましょう。
炎炎激闘突入回数自体にはそれほど差がないのに、設定1と6を一日ブン回したときの平均獲得枚数に実に4,000枚もの開きが出るのです。
これだけの開きが出るということはつまり、炎炎激闘の平均獲得枚数が各設定で大きく異なることに他ならないはずです。
平均獲得枚数に差を付ける方法としては、
①炎炎激闘突入時の初期ストックに差を付ける
②炎炎激闘時のボーナス獲得率に差を付ける
③上乗せ特化ゾーン突入率に差を付ける
といろいろアイデアはあるのですが、個人的には最近のSANKYOの傾向から③を選ぶのではないかと思います。
メダル機版と同様に②にも多少の設定差を付けてくるのではとも思いますが、上乗せ特化ゾーンを新設した以上はそっちに振る気がしてなりません。
根拠は何かって? SANKYOの機種だからです。
おわりに:設定6はどうせエクストラ設定
ヴァルヴレイヴとからくりサーカスがまさにそうでしたが、設定6は有利区間を切りやすいエクストラ設定であると思います。
上記2機種と違って有利区間を切ることの恩恵こそ大きくはありませんが、試打動画を観る限り「あれ、どこで切れた?」といった有耶無耶な感じで有利区間が切れるゲームフローは継承されているようです。
メダル機版では全系でも痛い目を見ることが度々ありましたが、スマスロ版では機械割の大幅な底上げで勝率の上昇が見込まれますので、プラス域でバチクソ出ている台や島があればとっとと着席するのが最適解になるかもしれません。
生産台数5,000台とそれほど数が多くないのは残念ですが(マクロス4の1/2!!)そもそもメダル機版は演出バランス以外はそれほど悪くない良い機種でしたので、手厚く使ってくれるホールがあるならば目を付けておきたいところです。
設定6に出会える確率こそ低いかもしれませんが、設定4にありつく機会は十分ある気がします。スマスロ導入でメダル機に設定が入るパターンもあるかと思いますので、メダル機の打ち方を復習しつつ楽しめたら良いなと思います。
サラ金ハ魂ノ息吹…
リボ払イハ魂ノ解放…
其ノ借金ヨ…
炎炎ノ炎ニ帰セ
ラートム。(了)