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Vol.34 留学を考えている人へ。南アフリカ留学って手もあるよ。【準備編】

Howzit!
9月に入り、留学を本格的に検討しようとしている大学生も多いのではないでしょうか?

ただ、インターネットにあるのは、アメリカ・イギリス・オーストラリア…といったように限られた地域の留学情報ばかりですよね。

筆者自身も、アフリカ留学に興味を持った時期があったものの、他の地域に比べてあまりにも情報が少なかった&周りにアフリカ留学経験者0といこともあり、諦めてしまった経験があります。

今回、PROCHE編集部は留学を考え始めている大学生に「アフリカ留学という選択肢もあるんだよ。」ということを伝えるため、南アフリカ留学経験者にインタビューをしてきました。


留学基本プロフィール

・留学期間
2022年の7月~2023年の7月までの1年間
・留学形態
プレトリア大学へ派遣留学
・留学場所
ハウテン州プレトリア

政府庁舎のユニオンビルディング


南部アフリカに留学するなら、南アフリカ。

Q アフリカ諸国に留学をする人は少ないですが、南アフリカに留学を決めた理由について教えてください。

A アフリカ地域を元々専攻しており、地域に対するこだわりや愛着というものが大きな要因でした。

特に南アフリカは、南部アフリカへの影響力やアパルトヘイトを乗り越えた歴史、今なお存在する大きな経済格差といった一国に様々な側面があります。そんな面に惹かれ、南アフリカへの留学を決断ました。

Q アフリカ地域を専攻しているんですね。珍しいです…!
アフリカや南アフリカに興味を持ち始めたきっかけについて教えてください。

Aアフリカに関しては高校の世界史を学んでいた際に、これほど大きい大陸の割に知ることのできる知識が少なすぎると感じ、もっと詳しく理解してみたいと考えたことが契機になりました。

また、南アフリカでは大学1年生の時の授業でSADC諸国の大使の方が各国について教えてくださった際、南部アフリカ地域における南アフリカの影響力、求められる役割の大きさを実感したことがきっかけです。

※SADC…南部アフリカ開発共同体。南アフリカをはじめとする16カ国が加盟している。

Qプレトリア大学に留学を決めた理由について教えてください。

A南アフリカにターゲットを絞った後は、大学の派遣留学という形態ではプレトリア大学かステレンボッシュ大学の二択でした。

その中ではプレトリア大学が国際関係学などの人文系の学問に強いこと、また街の景色がジャカランダという花が咲き、とても綺麗だということに魅力を感じて最終的に決めました。


キャンパス内のジャカランダ


ビザは早めに準備するに越したことはない。


Q南アフリカの留学準備で一番大変だったことを何ですか?

Aダントツでビザの取得でした。用意するべき書類の数が多く、日数がかかるものも多かったため、早めに準備する必要がありました。

しかし、以前にプレトリアに行った先輩が集めるべき書類をアフリカ地域のブログで公開してくれていた為、取得までの計画は立てやすかったです。


Qワクチンの接種かと思いきや、意外にもビザ取得なんですね。
南アフリカへ出国前は、どんなワクチンを接種しましたか?

A出国3か月前に腸チフス、出国1か月前に黄熱病、出国2週間前にコロナワクチンを打ちました。


Qアフリカ留学は他の地域への留学より費用が安く済むイメージがあります。費用に関してはどうでしたか?

A基本的な生活費は日本と同じか少し安かったので、インフレが進んでいるヨーロッパやアメリカよりは安く済むと考えて良いと思います。
また、円安の影響をそこまで受けませんでした。ただ、学校ごとの寮費や学費に応じて多少変わります。

また、航空券に関しては南アフリカは日本と遠く離れているため、時期によっては高くなる可能性があります。


以上、南アフリカ留学の準備についてでした。

アフリカへ留学というと身構える方も多いかと思いますが、南アフリカ留学の準備はそこまで大変そうではないですね。

次回は、読者が一番気になるであろう南アフリカ留学の生活について、深掘りしていきます。
お楽しみに!









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