支援についてをとことん考える
こんにちは ぷろちゃれ管理人です。
アンドナの代表メール宛には、様々な迷惑メールが届きます。
ドメインの更新が期限切れです
税務署から税金還付のお知らせ
info@のメアドが使えなくなります
などなど
もちろん全て、詐欺メールなのですが、「ドメインの更新切れ」など一瞬ドキッとしてしまいます💦
そのようなメールを、自動的に配信するようなシステムを作ることは、私にはできないすごい技術と知識です。
能力の使い方が、とてももったいないですよね…。
さて、運営をサポートしている奈良市の障がい児福祉施設でのお話です。
そこでは、施設の想いをスタッフが理解をして、各自がどう行動していくのかまで落とし込む作業を行っています。
今は、その落とし込みをするための準備段階。
例えば、音楽療法。
その施設では、定期的に外部講師を招き音楽療法を行っています。
音楽療法の目的は、楽しい時間を過ごす、音楽で感じる部分を伸ばす、みんなと一緒に演奏や歌う喜びを感じる、音楽を通じてのコミュニケーションを図るなどなど、たくさんの目的があります。
そこまではなんとなくでも理解できていますが、福祉のプロが目指すのは、その先です。
その目的を理解し、各自がそのために何ができるのか?を考え行動すること。
そこをスタッフのみなさんと一緒に考えていきます。
考え始めると、音楽療法の時間の支援のことだけにとどまらず、家庭や学校でのことを知ることや、そもそも音楽療法の先生と目的や意図について話をする時間が足りないのでは?などいろいろな意見が出てきます。
という作業を、全ての支援において行うため、たくさんの時間が必要になります。
各自で考えて行動できることがイチバンいいのですが、それぞれのスキルや経験が違うと理解度も変り、行動に落とし込むことが上手くできる人もできない人もいます。
そして何より、一人で考えるよりもみんなで考えること、各自の考えを言葉にして仲間に伝えること、さまざまな立場からの意見を出し合い考えることで、支援の幅が広がります。時には新人さんの言葉にハッとさせられることも。
福祉サービスはチームで行う支援だからこそ、この時間を大切にしています。
ワークショップ形式で話し合っていきますが、話は尽きないし、日々新たな気づきが生まれることも。
みんなで考えることで思わぬ意見が出たり、仲間の知らなかった想いを聞くことができたり、私もとても勉強になっています。
この作業は完結することはなく、ずっとこのような話し合いをし続けていくことが、福祉の現場では大切なのかなと思っています。
ここ10年間くらい、想いを伝えることを、あーでもないこーでもないと、いろいろな方法を試してきましたが、いまだに何が正解なのかは分かりません。
でも、スタッフさんと一緒に考える時間を持つことで、ふわっとしていた施設の想いが、少しずつ形になってきていることを実感しています。
来週の話し合いの時間が楽しみです!