実際のところ、何をすればデータ活用と言えるのか。知らんけど。
皆さん、今もテレワークですか?それとも、事務所でお仕事ですか?
自分は事務所です。これを書いている今ですが、事務所の向かいのマンションで発報があり、消防車が周りを埋め尽くしています。怒号が飛び交い、サイレンが鳴り響き、自分を含めた野次馬が多数あふれています。
それは、さておき、第六波におびえながら京都からあまり出ない一年でした。ただ、自宅より、事務所が快適なので自分は会社に、メンバーは週一出勤と言う形で今年一年乗り切ってきました。まあ余談ですがね。
ちなみに本投稿は、データ活用Advent Calendar2021の10日の投稿です。データ活用について思うところを書き連ねます。
■データ分析とデータ活用
このAdvent Calendarはデータ活用がテーマです。ただ、データ活用するには、まずはデータ分析が必要ですよね。あくまでも言葉での話ですが、皆さんはデータ分析していますか?それともデータ活用していますか?
言葉の定義とかはそんなに好きではないので、次のボードを少し見てください。
LTでも使用しましたし、MBM大阪のチキチキ企画でも利用させていただきました、すけすけボードです。注:Wingarc MembershipコミュニティIDが無いと下記のリンク先は見えないと思います・・・。
このボードは実際当社で使用しているボード(一部は隠しています)ですが、左側に商談ごとに何に時間をかけているのかをヒートマップで表示させ、右側には商談金額(受注金額)と、外注費、また活動時間をひいての純利が中央上部に表示。また数字だけでなく中央下部には週単位の積み上げ、右側下部は日ごとの集計をカレンダー表示。右側上は取引先のある項目の5段階評価をレーダーチャートで。と、MotionBoardの機能をふんだんに使用したボードとなっています。また、それぞれのチャートがすけており、背景が見える形で配置している関係で、すけべなボード、いやすけすけボードと呼ばせていただいています。
じゃあこのすけすけボードで
「データ活用していると言えますか?」
はい、答えはデータ活用しているとは言えません。あくまでも何に時間をかけているとか、案件ごとの利益はどうだとか、どの週に負荷がかかっているかとか、データ分析は色々とできるようにはなっています。でも、データ活用はこれだけではできていません、残念ながら。
■データ活用とは
じゃあ、このボードをどうしたらデータ活用していると言えるのか。例えば、左側のヒートマップから開発に時間かけている(オレンジ色)ことはわかりますが、どういった案件だと多くなり、またそれを下げるにはどうしたらいいかのサジェストが見えるボードに改編すると、少しはデータ分析していると言えるのではないでしょうか。
また、純利が多い案件とはどういうパターンの顧客で、どういった提案していたのか、それはどうやって受注できたのかとか、そういったことが読み取れるボードだとまたいいかもしれませんね。
で、ここでその改編した「ニューすけすけボード」が出てくると思った君。甘いです。そんな簡単に新たなネタは明かせません。と言うか、まだ作成していません。あくまでもこの記事を書きながら、思っただけなんですよ、すいません。
で、そこでMotionBoardではなく、Salesforceのダッシュボードの画面をネタにしていきます。前職で10年ほど前に作成したボードです。
向かって左側は、数値の実績です。特に行動分析とか、受注金額とかありがちな羅列です。中央部分は直近の予定が全て表示されます。確か20アポとかが営業には課せられており、今週は良かったのですが、この営業マンは来週は3つしかとれてません。これを木曜日ぐらいに確認し、来週どうすんねんと、メンバーとやり取りするわけです。でも、あと17もアポをどうするのと言うときに、電話かけまくれと言うのができないマネージャー。できるマネージャーは、右側の最近よく活動(情報を流している先)と、活動ができていない取引先を自動的に表示。じゃあ、それぞれ上から順番に電話かければ、情報を欲しているわけだから、アポは取れるだろうと、で〇×社の部長は仲がいいから、一緒に行ったるわ(今なら一緒にWeb会議参加したるわ)とでも言えれば、マネージャーとしても株が上がるのでは。電話を掛けろ掛けろと発破をかけるのではなく、冷静に分析をし、それを元に行動を変える。これが真のデータ活用ではないかなとは個人的には思っています。知らんけど。
まあ、こんなボードをMotionBoardでも日々作ろうとしている京都のおっさんのたわ言でした。以上おあとがよろしいようで。