【企画参加】思い出せない絵本
素敵な企画に出会いました。
"わたしが一緒に育ったロングセラー絵本"
最近、絵のことについて少し自分と向き合っていますが、心の何処かに
絵本を作ってみたい
という気持ちがあることが分かりました。
絵本と触れ合う機会があり、様々な種類の絵本があることに驚いたこともあります。
ただ、何より大きかったのは、大人になって見た絵本は、私が過去に思っていた"上手い"絵ではなかったということ。
精密な模写のような絵だけで構成されている訳ではなく、様々な絵がある。
そしてお話も様々で、対象年齢によってはオノマトペだけのような絵本も沢山あります。
小さい頃沢山読んでいて、すっかり忘れていたこともあり、"上手い"絵だけしかこの世の製品にはないような錯覚に陥っていたことに気が付きました。
そのような気付きもあり、絵本、が更に身近な存在となり、今回のような素敵な企画に出会うことが出来たと感じています。
わたしが一緒に育ったロングセラー絵本
さて、冒頭に引用させて頂いた企画。
自分が成長する中で沢山の絵本に出会ってきたはずですが、記憶の片隅に追いやられているものもきっと沢山あるはず。
その中で、凄く印象に残っているのに、何という絵本だったのか思い出せない、その後発見できないでいる絵本があります。
その絵本の登場人物は、確か人間の子供とクマの子供。
お腹が痛くて起きられなかったクマの子供。
でも朝食の美味しそうなバタージャムトーストに気が付き、元気になりバタージャムトーストを食べる。
そんなお話だったように記憶しています。
そのパンは、こんがりトーストにバターを塗って、そこに赤いジャム、恐らく苺ジャムを塗ったもの。
その記憶の影響もあって、私にとってバター&苺ジャムを塗ったトーストは特別な存在になっているような気がします。
そんな私、実は普段バターかジャムのいずれかしかトーストに塗りません。
(もしくはソーセージを挟んだりしています)
バターとジャムの両方を塗る時は、私の中で特別な瞬間としていつまでも取っておきたいという気持ちがあり、本当に稀です。
そして、普段は幾つかジャムを常備していますが、絵本の記憶にある赤い"苺ジャム"は特に特別な存在。
ラズベリージャム等、他に好きなジャム、赤いジャム、はあるのですが、やはり"苺ジャム"が特別。
それもあってか、アフタヌーンティーで頂くスコーンも大好きな食べ物なのかもしれません。
(クロテッドクリームと苺ジャムを付けることが有名)
でも、なかなかこの絵本が見つからないのです。
検索して幾つか出てくる絵本はあるのですが、どれも違う気がする…
クマくんのバタつきパンのジャムつきパン
これも違う…
クマの子供は青い服を着ていた気もする…
記憶が何処かで他の絵本と混ざってしまって、オリジナルの絵本に辿り着けないのかもしれません。
でも、ずっと気になっている絵本。
私の中でバターとジャムを塗ったトーストを特別なものにした絵本。
小さい頃の優しい記憶、形を変え今でも私の中で、私を形成しています。
もし、似たような絵本をご存じの方いらっしゃいましたら、ご教授頂けますと幸いです。