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【文房具】ガラスペンインク~瑠璃色~
大好きなガラスペンのお供、それはインク。
世間にはインク沼、と呼ばれるものがありますが、今まで1つのお気に入りインクを使ってきました。
そこに、
数年越しに
新色を追加いたしました…!!
しかもガラスペンだからこそ、心置きなく使える ラメ入り…!!!
(万年筆だと詰まることもあると聞いておりますので…いや、形状を考えたら確実に詰まりそう…)
最近は万年筆のカートリッジに手持ちの愛用インクを充填していたので、ガラスペンが眠りがちでしたが、先日ご紹介したツキアカリ商店街(詳しくは下記から)もあることですし、思い切って新調しました。
少々購入から日が経過してしまってはいますが、
久々のボトルインク購入にテンションが振りきれそうな当日を思い出しながら纏めていきます。
購入元
今回は、文房具好きのメッカ と言っても過言ではない銀座のitoyaさんでの購入となりました。
インクの間を行ったり来たりしている人物がいたなら それはきっと ぷろふぃ です。
パッケージ外観
インクボトルの前にまずは外観。
もうここからして心撃ち抜かれるデザインです…!!
![](https://assets.st-note.com/img/1697844848643-7Glv3vpAJq.jpg?width=1200)
青好きの私が迷いに迷って選んできた一色です
そんなインクのパッケージ….
箔押し、そう箔押し
白地のざらっとした厚手の紙櫃に
京の音 Kyo no oto
と押された銀の箔押し、その凹凸だけで小一時間愛でられそう
![](https://assets.st-note.com/img/1697844852494-88ZTMzLbNC.jpg?width=1200)
真正面に貼るのではなく、敢えて片側だけに偏って貼られたシール
この角度から見るのもまたイイ…
そして40ml ボトルです
![](https://assets.st-note.com/img/1697844848996-dEcM0uggxI.jpg?width=1200)
紙質がはっきり分かる一枚となりました
画用紙のような、それでいてもっと滑らかな…
この凹凸のある紙質に弱いです
![](https://assets.st-note.com/img/1697844849430-zvFGsA0RTn.jpg?width=1200)
バーコードたち
itoyaさんの2,200円
このインクを買うのにどれだけ迷ったか…
そして、パッケージの雰囲気を壊さない下側にお値段シールを貼ってくださるのはとても個人的には嬉しかったポイント
インクボトル外観
![](https://assets.st-note.com/img/1697844852559-mGq4g6FZY8.jpg?width=1200)
ラベルはスタンプでしょうか?
インク色とは関係なく押されている印象です
こちら40mlのボトル
![](https://assets.st-note.com/img/1697844852307-Mxnxh8wxCK.jpg?width=1200)
おぉ!これがラメ…!!
しっかり沈殿しており、ボトルを横向きに置いてもかなり低速での移動となっていたので、使用する際にラメ部分をガラスペンに付けるためには工夫が要りそうです
しっかり混ぜておかないと、ガラスペンの先をボトル底にぶつけて破損してしまうかも…と使用前からあれこれ考えてみます
同梱の説明書
![](https://assets.st-note.com/img/1697844848014-08gVlMW1yg.jpg?width=1200)
こちらは少し厚手の紙
インクシリーズについての説明が書いてありました
箱の中でちょっと曲がっておりましたが
サイズ的に仕方ないのでご愛嬌
![](https://assets.st-note.com/img/1697844851574-ofc8KVeBrT.jpg?width=1200)
![](https://assets.st-note.com/img/1697844848898-wHqlrGc9K4.jpg?width=1200)
NO.11 瑠璃色
ruriiro / るりいろ
瑠璃色(るりいろ)とは、少し赤みのある鮮やかな青色です。
平安時代に描かれた「竹取物語」には「金、しろがね、るりいろの水、山より流れ出たる」という表現があり、とても貴重な様子を窺えます。
そして、よくよくご覧ください、左のページ を。
ラベルの余白部分に色の印や購入した日付等をお好みで付けてみて下さい。
シンプルなラベル…と思ったのですが、まさかそういうことだったとは…!!
![](https://assets.st-note.com/img/1738414186-mDbel17sniYA4rt9IP6XZgGj.png?width=1200)
そう、ここの空白部分です
ラベル自体も素敵なボトルは多いかと思うのですが、自分で書きこむタイプとは驚きです。
筆記用具はラベルのイメージと実際に使用した時の色合いのギャップがあるものもあり、色見本を作られる方もいらっしゃいますが、実際にボトルに色を自分で付けられるようにしているというのには なるほど と唸りました。
また、インク自体も使用期限があるということで、ここに日付を書くというのはなかなかに合理的。
(と言いつつ、我が家の初代インクはかなりの年月を経ても未だ健在)
製造元
さて、ここからは製造元のまとめに入ります。
今回の素敵なインクを販売しているのは株式会社竹田事務機さん。
当社は、オフィス家具やコピー機等の事務機器、文房具を中心とした、オフィスのトータルサポートを行っております。
アスクル・スマートオフィス等のカタログ通販事業者としても、20年以上の実績があり、お客様に最適な
サービスをご提供しております。 店舗事業部としては京都市内を中心に文具店を16店舗構え、関西で最大級の文具店として展開いたしております。
さらに、ネットショップとして独自サイト、各種ショッピングモールへ出店し、通信販売を行っております。
これらの幅広いサービス展開により、お客様に充分な満足を頂いております。
そう、こちら、会社情報の中にもありますが、京都を中心とした関西の最大級文具店。
それもあって、インクのシリーズ名が "京の音" だったのですね…
TAG STATIONERY STORE(オンライン)
勿論オンラインも充実!!
京都に伝わる技術をもとに現代の文具との関係性を見つめ、手書き道具を中心にオリジナル商品を展開しています。
万年筆、ガラスの硯に、ガラスペン…
オンラインのページを開くと…
画像の海に眺めているだけで心穏やかになりそうです。
京の音 シリーズ(オンライン)
インク沼の民、ガラスペン、万年筆好きはきっと見るだけで悶えることのできるページはこちら。
【京の音シリーズについて】
”京の音”は平安時代から使われる日本伝統の和色を現代の技法、解釈で再現した筆記用インクのシリーズです。色それぞれの独特な名前とストーリーが特徴です。
染織の専門家からなる”京都草木染研究所”とTAG STATIONERYが独自で開発した染料インクです。
染料の特徴である滲みを利用した、濃淡のグラデーションを活かした特徴的なインクです。
〇染料インクは水に溶けるため、インクで書いた後に水筆等で”ぼかし”たり薄く色を引き延ばしたり様々な表現にお使いいただけます。
こちらのページを拝見するだけでも、京の音シリーズは17種類ものインク色がある模様。
上記の説明にもありますが、全て染料インクです。
秘色 品番:KO-0107 ¥1,760
桜鼠 品番:KO-0109¥1,760
銀灰色 品番:KO-1001(LTD)¥2,200 ※パール粉末入り染料インク
小豆色 品番:KO-0106¥1,760
瑠璃色 品番:KO-0111¥2,200 ※オンラインには記載なしですが、パール粉末入り染料インク
萌黄色 品番:KO-0108¥1,760
緑釉色 品番:KO-0112¥2,200 ※オンラインには記載なしですが、パール粉末入り染料インク
青鈍 品番:KO-0105¥1,760
濡羽色 品番:KO-0101¥1,760
苔色 品番:KO-0103¥1,760
山吹色 品番:KO-0104¥1,760
今様色 品番:KO-0102¥1,760
落栗色 品番:KO-0110¥1,760
薄雲 品番:KO-0115¥1,760
青碧 品番:KO-0113¥2,200 ※水性微細顔料インク
聴色 品番:KO-0114¥2,200 ※水性微細顔料インク
裏葉色 品番:KO-0116¥1,760
SNS
つづいては株式会社竹田事務機さんの公式SNSです。
X(旧Twitter)
んんんんん?!
何と、トップの固定ポストにこんな投稿を発見!(2025年2月2日現在)
TAG文具まつりのポスター完成しました!!
— 文具店TAG本店 (@takedajimuki) December 18, 2024
TAG各店や京都市地下鉄駅構内で掲示します。
「お店やご自宅玄関にポスター貼ってもいいよ」
「チラシ置いてもいいよ」
などご協力いただける方、コメントください。
ご協力いただいたお店の商品やSNS・ホームページなどをTAGのSNSで投稿させていただきます pic.twitter.com/7SvK1G8xyx
京都近辺にお住まいの方には朗報…!!!
(ぷろふぃ は残念ながら遠め…)
こちらも精力的に活動中の模様。
先程のTAG文具まつりに向けて、1月も連日投稿されています。
最後に
今回ついに手を出したラメ入りインク…!!
マドラーやらスポイトやらを使用しないと完全にラメが分離しそうですが、新しいインクの初使いをいつにしようか…と胸が高鳴る日々です。
(まだ使っていないのに、既に楽しい)
ガラスペンが紙をカリカリと音を立てて滑る…
それが脳内再生されている文具沼どっぷりの ぷろふぃ の今日この頃でした。
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