今、キャリアデザインをする
「人生、どこへ向かって進めばいいの?」
それはきっと正解はないと思うのですが、自分なりの行き先を考えおくと、歩みやすくなるんじゃないでしょうか。
”キャリア形成”はその手助けになるかもしれません。
そもそもキャリアって?
”キャリア”
何となく、これまでやってきた”仕事”というイメージがありますね。
それはもちろんですが、それだけではありません。
過去の経験や実績、やってきた全てのこと
これが”キャリア”になると言われています。
じゃあ、”キャリア形成”は?
”キャリア”は、これまでやってきた全てのこと。
”キャリア形成”はこれから得たい経験や実績のことを指します。
なぜ、キャリア形成が大事なのか
これまでは、企業がキャリアを形成してくれていました。
入社して、課長になって、部長になって…というようにですね。
ところが、今は自分の人生の目標・得たいキャリアのために企業がある。
という考え方が必要になってきています。
これは、終身雇用を守るのは難しいという企業が増えていることが関係あるみたいですね。
また、在宅ワーク・副業・ワーケーションといった多様な働き方が増えてきたことも関係しています。
どうやってキャリアデザインをするのか?
”キャリアの貸借対照表”というものを作ってみましょう。
“貸借対照表”は簿記を学んだことがある人は分かると思いますが、分からない人は調べてみてください。
左の表が"通常の貸借対照表"。
右の表が"キャリアの貸借対照表"になります。
この右の貸借対照表を見てほしいのですが、この表から
1) 3つの無形資産をためる
2) 3つの資本をためる
ということが大切です。
これらを増やしていきましょう(^^♪
3つの無形資産
3つの無形資産は以下の3つに分けられます。
「生産性資産」
・"いつ"身に着けるのか
・どの"種類"のスキルを身に着けるのか
「活力資産」
・コミュニティ…自分自身にエネルギーを与える
「変身資産」
・変化のきっかけ
※安定や安心、変化しないことはリスクがあります
キャリア形成に向けて、まずはこの3つの無形資産を蓄積しましょう。
3つの資本
先ほどの"資産"は"資本"に繋がっていきます。
「ビジネス資本」
・スキル、語学、プログラミング、資格、学歴、職歴、経験
「社会関係資本」
・職場、友人、地域、バイト先…持続的なネットワーク
「経済資本」
・金銭、資産、財産、株式、不動産…経済的な資本
キャリア資本の考え方
資産や資本を紹介してきましたが、それらで大切なことがあります。
・転職や離職をしても減ることはない
・同じ仕事を繰り返しているだけでは、微増にとどまる
・働く環境や生活環境を変えることで増加する
最後に
今回は、キャリアデザインについて書きました。
「自分はどう生きていきたいのか」
ということに関して、僕は"自己分析"が必要不可欠だと考えているのですが、そこから
「じゃあ、今なにをしたらいいのか」
という問いに、キャリアデザインは助けになると思います。
自己分析でも役立つとも思いますね。
また、
「変化し続ける」
ということ。
これは非常に重要だと思います。
ちなみに僕は、誰かの言動で「いいね」って思ったら、積極的に取り込んでみるっていうことをしてます。
それが自分にはまるかは分かりませんが、その方が「なりたい自分に近づくんじゃないかな」と。
ただ、そのためには"変わろう"と思うきっかけが必要です。
そのきっかけは友人、サークル、本、テレビ、自己分析…いろんなところにありました。
変身資産ですね。
そして、
ほとんどの成長はそこが発端だと思います。
自分に刺激をくれるもの、「こうしたい」と思わせてくれるものを大切にして、
その"思い"にしっかり気づいていきたいですね。