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行方不明 展

行方不明展に行ってきました。

狭い展示に沢山の人。
入り口付近の2つ程見て
「帰りてぇ」と思いました。

それだけ注目を集めている展示だと言う事。

行方不明展を見てきて
「行方不明」ってどういう状態?
と、思う訳です。

行方が不明。
行った方が分からない。行方知れず。
認知していたものが目の前から無くなる。
そういう状態?

こうなんというか、ロストした側に立ってしまうよなぁと思う訳です。
無くなったから「さがす」側で見てしまうというか。そういう感じ。

あと思ったのは行方不明と聞くと「死」を連想してしまうけど、別に死んだ訳じゃないかもしれない。
という事を思い至ったのは展示を見た収穫かもしれない。
そしてそこに妙に安堵する。
死んだ(行方不明になった)のが自分、家族、友人でも無くどこかの知らない人で良かった。

コレを書いている最中に死ぬかもしれないのに死なないと思ってる、書いた直後に行方不明になるかもしれないのに客観である、なんて事を思ったのも良い収穫でした。

あと照明がやけに暑かったです。


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