王家の紋章はあなたの紋章・新月
初めましての方、そしていつもご覧下さってる方、sanaのnoteに足を運んで下さり、ありがとうございます。
仕事の現場以外では一転ほぼほぼ隠れるようにしているのが常ですが、この夏以降からは皆様の日常の中でヒントになるようなことが少しでもあればと思って書いております。またnoteで出会う皆さんの人生のたくさんの場面から、様々なことをまた考える日常が続きます。ご縁に感謝です。
初心者の方にも、より詳しい方にも、sanaの日常から何かをころんと、お届け出来たらいいな、と思っています。
乙女座22度・新月「王家の紋章」
9/15(木)の10時40分、乙女座21度台での新月でした。
もう今日が17日ですから、少し経ってしまいましたが、少しだけ。
360度の円の一度一度に、サビアン占星術という分野では象徴文が当てはめられています。(後の説明は省略)
今回の新月のサビアンシンボルは乙女座の22度「王家の紋章」です。
太陽と月が重なった新月の部分が、他の天体と120度という角度で繋がって、土のサイン(星座)の三角形を作り、さらに新月の位置の180度反対側に水のサイン(星座)の一点が加わって、まるで三角形からシッポが出来ているかのような、凧にも似ているということから、カイトと呼ばれる図が出来上がっていました。
あなたもわたしも本気で宇宙の存在
これらの星の配置は空で起きていると思われる人も多いのですが、実はその先にはさらなる理解の断崖が用意されていて、占星術を勉強する人も混乱することが少なくありません。それは、あの星々の配置に在る天体たちは、自分の中に在るのだ、という考え方と次は実践です。
それをひとつずつ手がかりを追いながら、その実感ヘとやがてたどり着けよ、というのが、本来の占星術が我々に教えてくれていることなのだと、その昔、私は師匠から直接学びました。
世の多くの占星術がまだまだ「当て物」として見ている世界が広がっているのも事実です。
でも、いいんだ、と思っています。肯定。
私は、この地球で出会う皆さんお一人お一人が、星からやって来ていて今は全てを忘れ去っているかのごとく方便で生きている懸命な日々があって。
地上の全ては本当だけれど、この肉体という地球からの借り物の洋服を脱ぐ時が訪れたなら、本性の生命の自分自身へと還っていく時がやってくるのだと考えています。
だから、どこかの星々と、皆、今日も繋がっている。
けれど、忘れてしまっているから、大切なことを忘れ去ってしまっているから、たったひとりの孤独だと思うこともあるでしょう。辛い日々を重ねることもあるでしょう。出生図を読んでいくこともそうですが、そうでなくともあらゆる創作は、その継続は失われた記憶を思い出す手がかりとなります、必ず。
占星術で出すことの出来る個人の出生図というものは、自分で決めてきた地球生活の設計図、地図だと言われています。生年月日と可能であれば出生時間と出生地名からその図を出していきます。
私は、ご本人の現在の知りたいと思っていることを入口として、その世界でたったひとつの宝の地図を読み解いていくお手伝いをさせていただいています。不活性だと思われる天体を発見することになった時には、過去の感情解放へとワークは進みます。
今日は私の仕事の話はこのあたりまで。
雨と雷と衝撃と王家の紋章、さあ一ヶ月が始まる
さて、昨日の新月の日の昼過ぎに、急に降り出した雨と雷が長めに続いていて、しばらく外に出て眺めていました。もちろん雨と雷に打たれることの無い位置ですが。でもすぐ目の前で降ってるというポジションで、ピカッと光った瞬間にどどーんと来る雷に出会っていました。
見えるあちらこちらのビルの軒先で、激しい急な雨に避難している人たち。ずぶ濡れの人もいて。おお、すぐそこに落ちた!っていうくらいの光と音。
今現在、私たちの社会では、見えていないところで様々なことが起きていて、少しずつこれから表立ってくるものもあるようだけれど、それは衝撃的だったりするものも少なくないと思います。
それは時代の色が変わっていく境目にあるからなのですが、これまでの人生の整理整頓が今年後半のテーマの一つ。カタチあるものもカタチ無きものにおいても。やがて来る大きな新しさに向けての、振り返えっての過去の整理です。
まずはこの約一ヶ月。次の新月までということですが。
どうあってもそれから手を離したくないもの、自分はこれから長期的に何したいのか、どうしたいのか、何故に、ということをこれまでのことを整理しながら準備していくのは大切でしょう。
普段からの一貫した考えや行動という自分なりのものがあるのかないのか、作ろうとしているのか、そういうことについて重要性をもって考えているかどうかは、大きくこの先に行くほど出現するものは違ってくるでしょう。
もちろん地上的にも天上的にも。
シンプルに言うなら「王家の紋章」たる自分自身の紋章を意識せよ、というのが次の新月までのテーマだということになります。
わかりやすいものとしてはブランド意識とか揺れることの無い一本の柱とか、一貫性とか、長期的目的意識とも言えるでしょう。
自分の願いを形や模様や色に乗せて、自分だけの「紋章」を絵に描くということをするのもよいきかっけとなりそうですよ。描き上げたら視界に入るどこかに置きましょう。
ほんの少しですが、この新月のことからのより活性化していくためのヒントをお話させていただきました。占星術に興味の無い方もどこかしら役立てていただけたら。
久しぶりに雨に打たれたような気持ちになった昨日。
一瞬弱くなった雨と見て急いで駅に向ったその時、強いフラッシュと大きな音が響きました。傘に落ちなくてよかった、と思いつつも、私はすでに雷に打たれてしまったような気もしていて。
ああそうだった。
いつだったかの雷に直撃されたリアルな夢を思い出しました。全身揺さぶられて震えてしびれて、実際「うわぁーっ」って叫び続けながら目が覚めた、っていう時があったのを思い出しました。
思い返すと、あの時も人生の中でのひとつの大きな節目だったなって。
あなただけのこの人生の物語を紐解いて歩きましょう。
昼の地球で、夜の宇宙で、丸ごと一日どうぞよい旅を。
cafeprizm sanaでした。