経営者や個人事業主の『苦労してる人ってこういう人』
どうもかずです。
今日はちょっと仕事に関して、僕の経験と偏見の話をします。
気分を悪くされた方は申し訳ないです。
これは経験則でもあり、うまくいっている人・いっていない人を結構な人数見てきたからこそ言えると思っているのが、
大体苦労している人は『同じ戦場で同じように戦いすぎ』という事が言えると思います。
どういうことか?
僕は事業を戦いに置き換えて考えるようにしているのですが、基本事業で苦労している人は『扱っている商品も、やっている集客方法も他の人みんなやっているよね』という同じ事をしている人が多い印象です。
大体事業って
『サービス内容』と『集客』しかないと思っていて、
・このサービス内容が
→ 他で同じ事をやっている人が多い
・集客も
→ 他でやっている事と同じ事をする
でうまくいっていないという事になってしまうと思っているんです。
『サービスは戦いでいうと武器』『集客はその戦での戦略』という位置付けでいます。
基本苦労する人は、戦国時代の戦をイメージしてもらえばわかりやすいのですが、
みんなが刀で戦っている時に、後ろから何も考えず刀を持って突っ込んでいる状態が苦労する人です。
『好きな事を事業にしていきたい』とか結構言ってる人多い印象なのですが、そういう人って刀が好きすぎて、『俺は刀が好きだから刀で絶対に戦うんだー!』と言って、戦場に向かってしまう状態と似てると思っているのでしんどいわけです。
そしてうまくいかないのは、刀で戦いすぎて
『疲弊している・結果が出しづらい・相手との差がない・市場全体の士気が下がっている・すぐ負けて撤退』
などが起きてきます。
だからみんなが刀で戦っているなら『自分は銃を持っていく』とか『大砲を打とう』とか、『みんなと違うことで効果があるもの』で攻めてかないといけなと思っています。
まあこれでも『最初は銃で勝ちまくれたけど、まわりも銃を持ち出した!』
という周りが真似てくる!もしくは戦の戦い方のレベルが上がる!といった現象が起きてきます。
こうすると今まで銃で勝てていた物が勝てなくなってきて、また武器を変えていかないと、いずれ疲弊していくわけです。
なので事業はサービス品質の向上や、新しいサービスを打ち出す!という事をしていかないといけなくなります。
これが事業自体が長期的に同じ事をやってるだけで売上を上げていく事の難しさだと思っています。
でも『サービスという武器』が周りと同じでも勝てる方法があります。
それが前半で述べた、『戦の戦い方の戦略を考える行為』なんです。
みんな刀を持って突っ込んでいく中で、自分は横に回り込んで!とか裏に回り込んで!とか、罠を仕掛けよう!とか、どこに誘い込んで戦おうとか、
こういう勝つための戦略を練る!が『集客・マーケティング』だと思っています。
なので基本うまくいっている人は、『サービスという武器を強くして』『集客・マーケティングという戦の勝つための戦略を練る』人がうまくいっていると思っています。
また戦場をずらす!という方法もあります。
焼き鳥屋を経営するとして、ただの焼き鳥屋なら刀を持って戦う行為と一緒でしょう。
でも『焼き鳥屋』✖︎『〇〇』などコンテンツをクロスして新しいジャンルの物を作ったとしたら、それは他の競合がいないので『戦場がずらせる』というわけです。
こうすると戦っている人自体がいなくなる・もしくは少ないので勝ちやすいわけです。ただニッチすぎて結果が出ない場合もありますが、すごい結果が出る可能性もあります。
話を戻しますが、
今扱っている商品・サービスが他と差別化できてない人が苦労する
その状態で勝つための戦略が練れてないから確実に負ける。
という事が起きてしまうわけです。
その状態でなんとか頑張りさえすれば!と苦労しながら頑張っても戦場は覆らないんですね。
絶対に『武器』か『戦略』を練らないといけないわけです。
例えば、WEBデザイン会社があるとします。
最初は参入者も少なかったので、売り上げが上げやすかったとします。
でもそこに同じWEBデザインができる人が増えてしまった。さらに初心者でもデザインが作りやすいCANVAなどのサービスも出てきてしまった。
そうするとWEBデザイン全体の価格が下がる。
WEBデザインでは稼げなくなる。
HP制作会社をしているとして、全く同じ現象です。
なので次のステップとしてAIなどを組み込むとか、HPじゃなくてLPの専門になる!とか、今度はWEBデザイン制作やHP制作を教える会社にサービスをシフトするとか『サービス内容を変更していかないといけなくなる』事も起きると。
でも何も変更がないままずっと状態をキープなら徐々に苦労してきますね。
しかも私はWEBデザインでフリーランス・もしくは個人事業主になるんだー!!とここ最近から頑張り始めた人がいた場合。
それがみんながすでに刀で戦っている戦場で刀を持って突撃する行為となるわけです。
結構フリーランスや個人事業主ってこういう参入の仕方をしがちだとも思っています。
比較的うまくいっているパターンの経営者は、
・まずサラリーマンで戦を経験
・戦っている最中に『こういう武器があったら』と構想が浮かぶ
・戦っている最中にこうしたら勝てるかも?と戦略が浮かぶ。
と、その戦の勝ち筋が見えて起業
そのままうまいこと戦いに勝っていく。
という経営者は比較的うまくいっている人が多い気がします。
それか最初は刀で乗り込んでみて、『能力値が高く、そこで勝ちまくってしまう』という勢いがある経営者パターンもいるかと。
それか『そこで戦が起きるから、先にいろいろ戦いの準備をして、いきなり勝てるようにしよう』という、戦いが起きる前の市場の先駆けみたいな位置でうまくいく人も多いです。
そう、
サービスという武器、戦いに勝つための戦略とプラスして
『戦いに参入した時期』というのも要素としては大きいという事です。
だって、参入時期がかなり遅くなっても、戦いでもう疲弊しまくった戦場に一石を投じる!とかも全然あり得ますから。
なので結論!
・サービスという武器
・戦で勝つための戦略
・早期に参入できるか?
・一石を投じられるか?
の4パターンが結構うまくいくコツでもあるかなと。
どうでしょう?
みなさんは今苦労されてますか?そこまでしてないですか?
以上です。
これからもためになる知識を発信していきますので応援よろしくお願いします。
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