【銭湯のリノベーションとマーケティング】
みなさん、こんにちは!
映像クリエイターの芳賀です。
今回は今井健太郎さんの著書【銭湯空間】より【ケンタローの夢銭湯02 「洗い場」】イメージ画を再現してみました。
「こんな素敵な銭湯実際あったら、行ってみたい!!」
そこで今回は、近年増加している「デザイナーズ銭湯」の背景についてお話したいと思います。
銭湯業界は以下のような問題を抱えています。
自家風呂保有者の増加に伴う公衆浴場利用者の減少
・都内の自家風呂保有率は平成10年の時点で94%。
・都内の公衆浴場の推移は、平成18年から令和元年までで約半分の公衆浴場が廃業。
施設の老朽化による廃業
・岡山県倉敷市の中心部で約100年間営業を続ける銭湯「えびす湯」
・尾鷲市で八十三年間、人々の体と心を温めた銭湯「新生湯(しんせいゆ)」
・国の登録有形文化財でもある大阪市生野区の「源ケ橋温泉」
経営者の高齢化
・厚生労働省実施「平成29年度生活衛生関係営業経営実態調査」で70歳以上の経営者が39.9%。
上記のような問題を抱え、衰退する銭湯業界に一石を投じたのが「デザイナーズ銭湯」という訳です!
どのようなデザイナーズ銭湯があるのかはこちらからご覧ください。
デザインだけでなく、地域の人々が集まるイベント、スーパー銭湯と比べ安価に入浴できるなど魅力的な点がたくさんあるデザイナーズ銭湯。
一度足を運んでみてはいかがでしょうか!
今回参考になった、「厚生労働省 企業別マニュアル」のリンクを記載しますので、「もっと銭湯業界のこと知りたいなぁ!」と思った方はそちらもご覧下さい!
にしても、再現した銭湯雰囲気ありすぎん...?(笑)
それではまたお会いしましょう!
芳賀